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仙台支店
2017-02-20

古民家の探索3

こんにちは、仙台支店の設計担当の米島です。
先日、ある気仙市沼市の酒屋さんに行ってきました。
東日本大震災で被災した酒屋さんが再建したという特集を、たまたまTVで見まして、とても気になったので妻と見に行ってきました。

気仙沼魚港から200mの場所にあり、震災では大きく被害を受けた建物で、市の重要文化財としても指定されている建物です。
明治39年創業の酒屋さんで、建物も100年以上前に建てられています。

(気仙沼風待ち復興検討会ホームページより、震災直後撮影)


被災した直後は1階が押しつぶされて、このような形です。
被害の大きさがわかります。
ここまで被害が大きいと、建て替えてしまいそうです。

向かって左側面は黒い壁になっておりますが、手で触ってみると、RC造の壁でした。
両脇の壁はRC壁で補強されているようです。

正面から見るとこのような形です。
大きな看板と家塗り造りが特徴です。

中はこのような感じで、日本酒が売られておりまして、私は2本買いました。
内部の壁はしっくいが塗られており、太い梁のあらわしが特徴的で、きれいな内装です。

建物の周辺はまだ元通りには遠い状況のようで、トラックや工事車両が行きかっておりました。

遠くから建物を見ると、周辺はほぼ全域工事中であることが分かります。
なぜあそこまで被害が大きかったのに、建て替えなかったのか考えてみますと、当時のままのなるべく形を変えないように再建することで、被災した地域の復興のシンボル的な建物としたかったのではないかと思いました。

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