中古住宅のリノベーションを失敗しないためのポイント|物件選び・予算計画・プラン・会社選び

西大條 謙一

土屋ホームトピア 札幌マンション支店
札幌マンション支店長/二級建築士 西大條 謙一

中古住宅のリノベーションを失敗しないためのポイント|物件選び・予算計画・プラン・会社選び|札幌|土屋ホームトピア

中古住宅を購入してリノベーションすることが注目される一方で、ブログやSNSのレビューを見る限り失敗したと後悔している方も少なくありません

中古住宅リノベーションの失敗を避けるには、失敗を把握し、同じ状態に陥らないための対策を講じることが重要です。

今回は、全国で 74,404 件以上のリフォーム実績がある土屋ホームトピアが、中古住宅リノベーションの失敗や対策を解説します。

このコラムのポイント
  • 中古住宅リノベーションの失敗談・後悔談をご紹介します。
  • 中古住宅リノベーションを失敗しないためのポイントをお伝えします。
  • 中古住宅をリノベーションするメリットをあらためてご紹介します。
  • 適切な中古住宅のリノベーションにより、お子さまやお孫さまの世代まで住み続けられる可能性があります。

 

紹介する内容を実践すると避けられる失敗も多いため、ぜひ最後までご覧ください。

【ブログ・SNSでよく見る】中古住宅リノベーションの失敗談・後悔談

中古住宅のリノベーションを失敗しないためのポイント|物件選び・予算計画・プラン・会社選び|札幌|土屋ホームトピア

中古住宅を購入してリノベーションすることについて、以下のような失敗談や後悔談を目にします。

中古住宅リノベーションの失敗談・後悔談
  • 一見きれいだが、見えない部分の劣化がひどかった
  • 耐震性能が不十分で耐震補強や耐震改修に高額な費用がかかった
  • 断熱性能・省エネ性能が低かった
  • 風通しや採光が悪かった
  • 住宅ローンの審査に通らなかった
  • 思うような間取りにできなかった
  • 検査済証がなくリフォームする前に手間と費用がかかった
    (検査済証がなく大規模修繕などをする場合、別途法令適合調査が必要)
  • すぐに設備が壊れ交換が必要となった
  • リフォーム工事の優先順位を誤った
  • 境界や騒音に関するトラブルに悩まされた

※検査済証とは、住宅が竣工したあとに実施される法令適合検査で発行される証明書です。

想定外に住みにくく、対応するには手間や費用がかかるといった問題が大半です。

また、住宅ローンや間取り、境界や騒音トラブルなど手間や費用をかけるだけでは対応が難しい問題もあります。

上記の失敗を避けるためにできることは、次の章で紹介します。

 

土屋ホームトピアは、リフォーム一筋43年、74,404件以上の施工実績があるリフォーム会社です。

中古住宅リノベーションで後悔したくない方は、土屋ホームトピアにお問い合わせください。

メール問い合わせはこちら
※当社はしつこい営業を一切行っておりません。ご安心ください。
お近くの土屋ホームトピアはこちら
※全国各地に拠点がございます。

 

中古住宅リノベーションを失敗しないためのポイント

中古住宅のリノベーションを失敗しないためのポイント|物件選び・予算計画・プラン・会社選び|札幌|土屋ホームトピア

中古住宅リノベーションを失敗しないためのポイントは、以下の4点です。

失敗を避けたい方は、ぜひ紹介する内容を実践してください。

 

以下の記事では、中古マンションのリノベーションで後悔しない方法もご確認いただけます。

〈関連記事〉中古マンションのリノベーションで後悔しない方法|物件選びから入居後まで後悔の原因・対策を解説

【ワンストップサービスに対応したリノベーション会社と物件を探す】

中古住宅のリノベーションは、物件探しから購入、資金計画、設計、施工、アフターサービスまでワンストップで対応する会社と相談しながら進めることが重要です。

リノベーション会社と相談しながら進めることで、以下の失敗や後悔を避けられる可能性があります。

  • 一見きれいたが、見えない部分の劣化がひどかった
  • 耐震性能が不十分で耐震補強や耐震改修に高額な費用がかかった
  • 断熱性能・省エネ性能が低かった
  • 風通しや採光が悪かった
  • 住宅ローンの審査に通らなかった
  • 思うような間取りにできなかった

特に重要なポイントは、購入前に建物を現地調査してもらうことです。

会社によって調査項目が異なる点に注意が必要ですが、以下のような見えにくい不具合や劣化を発見でき、費用を見積もりやすくなります

  • 風通し
  • 採光
  • 雨漏り
  • シロアリ
  • 断熱不良
  • 構造躯体(コンクリートの壁、柱、梁など)の強度低下
  • 施工不良
  • 防水不良

費用を見積もり、早めに住宅ローンの事前審査を申し込める点もメリットです。

取り除けない壁やリフォームできない箇所など、リノベーション工事の制約の有無も相談できます。

 

土屋ホームトピアは、土屋グループのネットワークを活かしたご要望に最適な物件探しや資金計画、耐震診断など、きめ細やかなワンストップサービスを提供しています。

選ばれる理由

 

中古住宅のリノベーションで失敗や後悔を避けたい方は、土屋ホームトピアにご相談ください。

43年、74,404件以上の豊富な実績から培った技術力・提案力で、お客様の中古住宅リノベーションをサポートします。

メール問い合わせはこちら
※当社はしつこい営業を一切行っておりません。ご安心ください。
お近くの土屋ホームトピアはこちら
※全国各地に拠点がございます。

【中古マンションのリノベーションは規約を確認する】

中古マンションでは、構造上の制約のほかにマンションの管理規約・細則による制約にも注意が必要です。

原則、中古マンションは専有部分のみリフォームでき、以下に示す共用部分はリフォームできません。

  • バルコニー
  • 玄関ドア
  • 窓サッシ
  • 廊下
  • 階段
  • エレベーター
  • エントランス
  • 外壁
  • 構造躯体(コンクリートの壁、柱、梁など)

管理規約・細則では専有部分でも床材が指定されるなど工事内容が制限されている可能性があるため、リノベーションを検討する際は確認しましょう。

反対に、共用部分でも条件付きでリフォームが認められる場合もあります。

なお、キッチンや風呂、トイレなど水まわり設備の移動は施工上の制約もあるため、リノベーション会社にご相談ください。

 

以下の記事では、窓交換に関するマンション規約について詳しくご確認いただけます。

〈関連記事〉窓交換に関するマンション規約を解説|管理組合との協議・実施できないリフォーム内容、費用・補助金など

【住宅履歴情報を確認する】

住宅履歴情報とは、以下のような情報です。

  • 地盤調査報告書
  • 設計図書
  • 構造計算書
  • 建築確認申請書
  • 検査済証
  • 住宅性能評価書
  • 長期優良住宅認定書類
  • 設備保証書・取扱説明書
  • 維持管理計画書
  • 点検・診断記録
  • リフォーム・改修記録
  • 写真

住宅履歴情報を確認すると、「書類がない」や「住宅の状況がわからない」ことで生じる以下の失敗を避けられます。

  • 検査済証がなくリフォームする前に手間と費用がかかった
    (検査済証がなく大規模修繕などをする場合、別途法令適合調査が必要)
  • すぐに設備が壊れ交換が必要となった
  • リフォーム工事の優先順位を誤った

一定の増築や大規模修繕は建築確認申請が必要で、原則として検査済証を提出する必要があります

検査済証がない場合、別途法令適合調査が必要です。

住宅履歴情報があれば、設備の交換時期や優先すべきリフォーム箇所がわかるほか、適切な費用と工期でリノベーション計画を定められます

【時間帯や曜日を変えて何度も内見する】

時間帯や曜日を変えて何度も内見することで、以下の失敗・後悔を防げます。

  • 境界や騒音に関するトラブルに悩まされた

昼間は問題なくても、夜間に騒音がある場合もあります。

こうした問題を見落とさないためにも、内見は1回ではなく時間帯や曜日を変えて複数回実施することが重要です。

中古住宅リノベーションのメリット

中古住宅のリノベーションを失敗しないためのポイント|物件選び・予算計画・プラン・会社選び|札幌|土屋ホームトピア

中古住宅リノベーションのメリットを紹介します。

失敗しないためのポイントを押さえつつ、メリットを活かして理想の住まいをかなえましょう。

【新築より物件価格が安く費用を抑えやすい】

新築より中古のほうが物件価格が安く、住み替えにかかる費用を抑えやすいことが特徴です。

ただし、中古物件は物件購入費用のほかにリノベーション工事費用がかかります。

リノベーション会社と物件を探すなど、予算内で住み替えができるよう、慎重に物件を探しましょう

【新築に限定するより選択肢が広がる】

中古物件に目を向けると新築に限定する場合と比べて物件数が増えるため、より柔軟に理想の住まいを実現しやすくなります

特に好立地の新築物件は高く、予算があわずに困っている方も少なくありません。

一方、リノベーション前提なら築年数や間取り、設備にこだわる必要はないため、立地を重視した物件選びが可能です。

【自分好みの住まいをデザインできる】

新築建売住宅や新築分譲マンションは物件価格が高いため、自分好みにリフォームすることは現実的ではありません。

一方、中古住宅リノベーションなら以下のように自分好みの住まいをデザインできます

  • 間仕切りを取り払って広々とした空間をつくる
  • 自分好みの設備を採用する
  • 断熱リフォームで光熱費を節約し、冬でも暖かく暮らす
  • バリアフリーリフォームでご家族の全員が暮らしやすい空間をつくる

 

土屋ホームトピアが手掛けたリフォーム・リノベーションの施工事例は、以下のページでご確認いただけます。

施工事例

住宅設備のなかでも洗面化粧台(洗面リフォーム)にこだわりたい方は、ぜひ以下の動画も参考にしてください。

中古住宅はリノベーションで寿命100年超えも可能に

中古住宅のリノベーションを失敗しないためのポイント|物件選び・予算計画・プラン・会社選び|札幌|土屋ホームトピア

中古住宅は、リノベーションで寿命100年超えも可能です。

実際に長期優良住宅(増築・改築)では、通常想定されるメンテナンス条件下で、構造躯体(コンクリートの壁、柱、梁など)の使用継続期間が新築時から100年程度以上となることが想定されています。

〈出典〉一般社団法人住宅性能評価・表示協会|長期優良住宅に係る認定基準技術解説 9頁

長期優良住宅とは、長期にわたり良好な状態で使用するための措置が講じられた住宅として行政の認定を受けた住宅です。

適切なメンテナンスや長寿命化を内容とするリノベーションを実施すると、お子さまやお孫さまの世代まで住み続けられる可能性があります

 

以下の記事では、マンションの寿命について詳しくご確認いただけます。

〈関連記事〉古いマンションはどうなる|築40・50年の中古マンションを買う際の注意点、リフォームのポイントも

 

長寿命リノベーションをご希望の方は、土屋ホームトピアにご相談ください。

保証や的確なメンテナンスのご案内など、長期にわたって安心した暮らしをサポートします。

メール問い合わせはこちら
※当社はしつこい営業を一切行っておりません。ご安心ください。
お近くの土屋ホームトピアはこちら
※全国各地に拠点がございます。

 

まとめ

中古住宅リノベーションは、物件探しから対応するリフォーム会社と協力して進めることで、多くの失敗を避けられます

物件を探す前に、信頼できるリフォーム会社を探すことが失敗を避けるために重要なポイントです。

今回紹介した内容を、中古住宅リノベーションで理想の暮らしを実現するために活用いただければ幸いです。

西大條 謙一

西大條 謙一土屋ホームトピア 札幌マンション支店 札幌マンション支店長/二級建築士

お客様にとってお住まいは大切な財産です。
現状のお住まいの不満点や問題点をお伺いしながら、目には見えにくい快適さや地震に対する安心感をアドバイスさせていただき、末永く安心して暮らせる“家づくり”をモットーに取り組ませていただいております。

株式会社土屋ホームトピア(TSUCHIYA HOMETOPIA.CO.,LTD)

戸建て・マンションのリフォーム、リノベーションは土屋ホームトピアにお任せください。
安心のアフターサービス・定期点検と最長 10 年にわたる品質保証でお客様満足度 4.6 達成。
土屋ブランドとして 42 年の歴史、68,000 件以上の実績と確かな提案力と技術力でお客様のリフォームのお手伝いをいたします。建物診断・耐震診断をした上で、プロのプランナーがご提案。全国31拠点の店舗・ショールームでご相談受付中です。補助金セミナー開催中。

本社所在地 〒004-0022 北海道札幌市厚別区厚別南 1 丁目 18 番 1 号

登録資格
  • 一級建築士事務所:北海道知事登録(石)第 1972 号、東京都知事登録 第 61239 号
  • 一般建設業:国土交通大臣許可(般 -30)第 19582 号
  • 宅地建物取引業:国土交通大臣許可(2)第 9304 号
もっと見る