マンションのリノベーションは予算1500万円でどこまでできるか|間取り事例や注意点も解説
「マンションのリノベーションは予算1500万円でどこまでできる?」と疑問を持つ方は多くいらっしゃいます。
予算が1500万円の場合はリノベーションできる範囲は広いものの、予算オーバーのリスクもあるため、あらかじめ施工可能な範囲を知っておくことが大切です。
今回は、全国で74,404件以上のリフォーム実績がある土屋ホームトピアが、予算1500万円のマンションリノベーションについて、以下の項目をわかりやすく解説します。
このコラムのポイント |
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この記事を読むと、予算1500万円のマンションのリノベーションについて具体的なイメージを持てるので、ぜひ最後までご覧ください。
Contents
マンションのリノベーションは予算1500万円でどこまでできるか
マンションのリノベーションは予算1500万円でどこまでできるかについて、以下の点から解説します。
- リノベーションできる範囲
- 部分別のリノベーション費用
ご自身が検討しているプランと照らし合わせながら、チェックしてください。
※建築資材、施工地域などによって費用は異なります。詳細な費用につきましては、工事を依頼するリノベーション業者にお問い合わせください。
リノベーションできる範囲
施工面積にもよりますが、予算が1500万円の場合は、マンションのフルリノベーション※が十分可能で、設備や間取りなどにもこだわれます。
※「フルリノベーション」とは、住宅を全面的に改修することで、躯体以外をつくり直す「スケルトンリノベーション」も含まれます。
マンションのフルリノベーションの費用相場は、10万円~/㎡が目安です。
ちなみに2023年度の「フラット35利用者調査」によると、中古マンションの住宅面積は全国平均で68.1㎡で、これを一般的なマンションの広さだと仮定すると、必要なリノベーション費用は700万円程度です。
参考:住宅金融支援機構|フラット35利用者調査「2023年度 調査結果」17ページ
リノベーション予算1000万円でマンション・戸建てのフルリノベーションは可能かについて、こちらの記事でご紹介しています。
〈関連ページ〉リノベーション予算1000万円でマンション・戸建てのフルリノベーションは可能か|1000万円〜の事例
部分別のリノベーション費用相場
マンションの部分別のリノベーション費用相場は、以下のとおりです。
リノベーション箇所 | 費用相場 |
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キッチン | 約50万~250万円 |
トイレ | 約20万~50万円 |
バスルーム | 約60万~200万円 |
間取りの変更 | 約30万~400万円 |
こちらのページで、土屋ホームトピアのリノベーション内容別の費用を確認できます。
〈関連ページ〉土屋ホームトピア|リフォーム・リノベーションの費用相場
リノベーションの予算が1500万円の場合は、上記の施工はすべて実施できる可能性があります。
ただし、水回りの設備は「グレードやオプションの有無」「配管の状況」など、間取りの変更は「施工範囲」などによって費用が変化するので、注意が必要です。
予算1500万円でのマンションリノベーションを検討している方は、土屋ホームトピアにお問い合わせください。
ご家族のライフスタイルや予算に応じて、最適なリノベーションプランを提案いたします。
※当社はしつこい営業を一切行っておりません。ご安心ください。
※全国各地に拠点がございます。
マンションのリノベーションの間取り事例【1000万〜2000万円】
ここでは、土屋ホームトピアが手掛けたマンションリノベーションについて、1000万〜2000万円の間取り事例をご紹介します。
※ご紹介するリフォーム費用は、お引き渡し当時の価格です。同じ価格でのリフォームを保証するものではありませんので、あらかじめご了承ください。
1000万円|広々としたLDKを実現した事例
こちらは、キッチンのレイアウト変更・廊下をなくしてLDKを広げるなど、間取り変更を中心としたリノベーション事例です。
天井までの壁面収納・ウォークスルークローゼットなどを取り入れて収納も充実させ、費用は1000万円でした。
〈関連ページ〉VIEW HOUSE
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1200万円|可変性のある間取りを取り入れた事例
こちらは、LDK・書斎に可動式の仕切りを設け、フレキシブルに居室の使い方を選べるように工夫した事例です。
すべての給排水管の入れ替え・内側からの吹き付け断熱材の施工なども実施して、費用は1200万円でした。
〈関連ページ〉築44年のマンションの再生と普及効果
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1400万円|キッチンに回遊動線を取り入れた事例
こちらは、アイランドキッチンを設置し、キッチンに回遊動線を取り入れた事例です。
ほかにも洋室をウォークインクローゼットに変更するなどの施工を実施し、費用は1400万円でした。
〈関連ページ〉母娘で料理を楽しむ住まい
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1400万円|スケルトンリノベーションで断熱性をアップした事例
こちらは、スケルトンリノベーションで断熱性をアップし、「部分的に寒い」といったストレスを解消した事例です。
キッチンや浴室の位置変更も実施して、費用は1400万円でした。
〈関連ページ〉心地よい空間で楽しむセカンドライフ
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1500万~2000万円未満|効率よく家事ができる間取りを実現した事例
こちらは、キッチン・洗面室・ウォークスルークローゼット・寝室を隣接させ、効率よく家事ができる間取りを実現した事例です。
水回り設備の位置も変更して、費用は1500万~2000万円未満でした。
〈関連ページ〉天井高3mを生かし間接照明と鏡でより広く見せるフルリノベーション
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1900万円|二世帯同居を前提に間取り変更をした事例
こちらは、二世帯同居を前提に、「洋室をつなげる」など間取り変更をした事例です。
リビング・ダイニングを広げる施工も実施して、費用は1900万円でした。
〈関連ページ〉3世代で癒しの住まい
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土屋ホームトピアの施工事例を、こちらからご覧いただけます。
〈施工事例〉
マンションリフォームで部屋を増やす方法を、こちらの記事で解説しています。
〈関連ページ〉マンションリフォームで部屋を増やす方法、費用など事例紹介|子供部屋を増やす注意点も解説
マンションのリノベーションを予算1500万円で検討する場合の注意点
マンションのリノベーションを予算1500万円で検討する場合の注意点は、以下のとおりです。
- 予算がオーバーする可能性がある
- 建物の耐震性が低いケースがある
- 断熱性を向上させないと後悔する場合がある
- 希望するリノベーションが実現するとは限らない
それぞれ解説します。
予算がオーバーする可能性がある
予算1500万円のリノベーションは、設備などにこだわるプランも可能ですが、以下の理由で予算オーバーをなる可能性があります。
- リノベーションプランに希望を盛り込みすぎた
- 配管など見えない部分の劣化が判明して、想定外の費用が発生した
- 仮住まい費用など工事費以外の費用を踏まえていなかった など
予算オーバーを防ぐには、リノベーション内容に優先順位をつけたうえで、あらかじめ業者に相談しておくことが大切です。
また、補助金や税制優遇を積極的に利用して、リノベーション費用を軽減することをおすすめします。
こちらの記事で、リノベーション時に活用できる補助金を確認できます。
〈関連ページ〉補助金情報|2024リフォームで利用できる補助金・助成金まとめ
建物の耐震性が低いケースがある
中古マンションを購入する場合は、築年数によって建物の耐震性が低いケースがある点に注意が必要です。
マンションは戸建てのリノベーションとは異なり、個人で耐震補強の工事はできないので、以下のポイントから建物の耐震性・安全性をチェックしましょう。
- 建築時に適用された耐震基準※
- 修繕履歴(耐震補強の工事の有無・内容)
- 非常階段などの管理状況
建築時に適用された耐震基準を築年数から想定する方法を、こちらの記事で確認できます。
〈関連ページ〉耐震基準は築年数で確認|旧耐震・新耐震・2000年基準の違い、2022年税制改正後の住宅ローン控除など解説
上記の情報は、物件を仲介する不動産会社に依頼すると確認できます。
断熱性を向上させないと後悔する場合がある
予算1500万円でのマンションリノベーションプランに「断熱性向上」を含めないと、「夏暑く冬は寒い」など快適性の面で後悔する場合があります。
リノベーションプランには、「断熱材の追加・交換」や「断熱性に優れた窓への交換」などを含めましょう。
また、断熱性工場は、毎月の光熱費を削減できるため、検討をおすすめします。
希望するリノベーションが実現するとは限らない
マンションの管理規約により、希望するリノベーションが実現しない場合があるため、注意してください。
管理規約でリノベーションに制限が設けられているケースが多い箇所は、以下のとおりです。
- 水回り設備の位置変更
- 床材の変更
- 共用部に該当する窓・玄関ドアの交換 など
リノベーションプランを検討し始めた段階でマンションの管理規約を確認して、施工できる範囲をチェックしましょう。
マンションリフォームの注意点について、こちらの動画で解説しています。
予算1500万円でのマンションリノベーションを検討している方は、土屋ホームトピアにお問い合わせください。
リフォーム1件ごとの専属チーム体制で、物件探しから施工・アフターサービスまでワンストップで対応いたします。
※当社はしつこい営業を一切行っておりません。ご安心ください。
※全国各地に拠点がございます。
予算1500万円でマンションリノベーションを進める流れ
予算1500万円でマンションリノベーションを進める流れは、以下のとおりです。
- 不動産仲介会社・リノベーション業者の選定
- 物件の選定・購入(中古物件を購入する場合)
- リノベーションの設計
- リノベーションの施工
- 引き渡し
施工内容や規模によって異なりますが、フルリノベーションのプラン開始から引き渡しまでの期間は、6ヶ月前後が一般的です。
マンションリノベーションをスピーディーに進めたい場合には、物件探しから施工まで、ワンストップで対応している業者を選ぶのがおすすめです。
中古マンションのリノベーションで後悔しない方法を、こちらの記事で解説しています。
〈関連ページ〉中古マンションのリノベーションで後悔しない方法|物件選びから入居後まで後悔の原因・対策を解説
「新築マンションの購入」と「中古マンションの購入+リノベーション」のどちらを選ぶべきか
「新築マンションの購入」と「中古マンションの購入+リノベーション」のどちらを選ぶべきかは、ご家族の価値観によって異なります。
新築マンションor中古マンションで迷ったら、以下のポイントを比較して検討しましょう。
- トータル費用
- 立地
- 住宅性能
- 居住予定の年数 など
トータル費用を比較する際には、施工費用だけではなく、不動産仲介手数料などの「初期費用」も踏まえて検討してください。
「費用のみ」「立地のみ」など特定の条件だけで比較すると、後悔するケースがあるため、総合的に判断する必要があります。
予算1500万円でのマンションリノベーションを検討している方は、土屋ホームトピアにお問い合わせください。
リフォームに精通したスタッフが、ライフプランに適した資金計画をご提案いたします。
※当社はしつこい営業を一切行っておりません。ご安心ください。
※全国各地に拠点がございます。
まとめ
予算1500万円のマンションのリノベーションは、設備や間取りにこだわりながらフルリノベーションができる可能性があります。
「希望したリノベーションができなかった」と後悔しないために、あらかじめマンションの管理規約を確認しましょう。
今回ご紹介した内容を、マンションリノベーションを検討する際の参考にしていただけると幸いです。