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札幌本店
2017-07-30

リフォームで実現 「 早く帰りたくなるような家 」 「 友達が帰らなくなる家 」

先日横浜の出張で猛暑日を体感して札幌に戻ったら最高気温21度と気温の変化についていけない本店管理室の織江(おりえ)です。
先日、全国のリフォームコンテストで何度も受賞歴のあるプランナーの菅井と話をする機会がありました。

菅井からは意外にもデザインで入賞することをイメージして仕事はしていない。
「 お客様にとっての住みやすさ 」 を重視(ここはぶれない)。
設計事務所のデザインは素晴らしいと思う、でも本当に住みやすいかと聞かれれば疑問が残る(菅井は、設計事務所勤務経験があります)。
設計事務所はデザインをする方が先生と呼ばれ、 自分のデザインを押し付けるような部分もある。
『 でも、本当に住みやすいお家は、「 早く帰りたくなるような家 」 、「 友達が帰らなくなる家 」だと思う。』という話でした。
とても共感を得る内容でした。
本日の内容は、私がお手伝いして本店のプランナー佐々木が設計した、最近お引渡しをしたK様のリフォーム事例です。
K様とは、当社のホームページのお問合せからの出会いで、中古物件購入でご家族が住みやすくなるためのリフォーム工事のご依頼をいただきました。

①キッチンを素敵にしたい

※問題点:暗く、収納が少なく、閉鎖的な空間。

※改善方法:オープンにしてカップボードも統一してダイニング側の壁をできる限り撤去して、解放感と採光を取り入れる。    

②リビングも明るくして、子供が帰ってきてもわかるようにしたい。

※問題点:採光が悪い。リビング階段になっていないので子供が2階に行っても、おりてもわからない。

※改善方法:構造的にリビングからの階段が難しかったため、階段を架け替えて、ガラス張りにしてお子さんの行き来がわかるように、さらにガラス張りは階段ホールからの採光も取り入れるという2つの効果、そしてガラス下は、エコカラットを貼って素敵なTVボードスペースに。

③子供やワンちゃんが広々とできる空間がほしい。

※問題点:LDK+和室がしっかり区切られて一体感がない。

※改善方法:和室を洋室にして道路側の窓はハイサイド風にして道路から室内が見えないよう工夫。

K様の奥様は、とてもセンスのある方で素敵にされたいというご要望でした。
またご主人様は、できる限り奥様の夢が叶うようにというご依頼です。
ここからは私の想像ですが、奥様の真のニーズは、「 早く帰りたくなるような家 」、「 友達が帰らなくなる家 」。
つまりコミュニケーションを大切にできる空間だったのかな・・・と感じます。
そして、いつも帰りが遅くなるご主人様は家のことで、奥様に負担をかけているということから奥様やお子さんに喜んでもらえる家、安心で安全な家をご依頼いただいたのかと感じます。
K様ご家族様とは出会いからお引渡しまで半年のお付き合いですが、これからも末長いお付き合いをさせていただければと思います。
私が出来るお手伝いは、小さな事かもしれませんが、これからもお客様にとって住みやすい家 「 早く帰りたくなるような家 」 、「 友達が帰らなくなる家 」 を目指して取り組んでいきたいと思います。

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