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神戸支店
2017-12-24

きのこ料理尽くし~武蔵:再建物語~

今年は早くから寒くなり、神戸に来まして2度目になりますが、昨年と全く違う気候に風邪など、ひいたことのない私もついに鼻かぜをひいてしまいました。
薬局に薬やドリンク、栄養剤と中々の出費です。
皆様も、年末にお疲れが出ないようにご自愛くださいませ。
          
今日は、神戸支店のお客様にお誘いいただき、きのこ料理のお店のご紹介を致します。
お店の名前は、武蔵

つい最近、お店の改修をされたと言う事で、綺麗ですっきりとしたお店でしたが、それには、大変な悲話がありました。
阪急宝塚線門戸厄神の駅から歩いて15分位、70代のご夫妻が経営をされています。

メニューが春の山菜料理、秋のきのこ尽くし料理の2通りしかなく、予約制です。


きのこ16種以上! 知らないきのこばかりですが、優しい自然の味でした。

武蔵のおかみさんやご主人様は、2年くらいの間に危機的状況を2回経験されておりました。
まず、きのこ採りから帰り、ご主人様の不注意で、車が崖下に転落、呼んでも返事のないご主人に代わり、血だらけの奥様が、這いながら瀕死の状態で、里山の民家に助けを求められて九死に一生。
そして、その後、再びご主人様の不注意でお店が全焼してしまったそうです。
ただ全焼後、常連のお客様が、このお店がなくなるのは困ると、其々に応援して下さり、このお話をお聴きしながら、お得意様は本当に有難いとおもいました。
又、ご主人様、奥様が長い間、お客様と関係の構築されていたのでしょう。
人は人によって助けられると思いました。
一風変わったお店ですが、おかみの心遣いやご主人様が作られるお料理の味は、優しく、美味しく、明日へのエネルギーになりました。


また、皆で春の山菜を味わいに伺いますと、お約束した素敵な夜になりました。

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