横浜で実家に同居するときに気になる点~
こんにちは横浜支店です。
今回は最近ご相談が多い、少し古い実家に同居する場合のポイントについてのご紹介となります。
若世帯は新しいマンションやアパートからの実家への転居となるため「寒さ」が一番気になっているようですので、同居型リフォームの寒さ対策などを中心にご紹介させていただきます。
目次
1.実家に同居するときに気になる点
息子さんや娘さんが結婚をしてから住む場所は、新しめのマンションやアパートが多いので、水回りはきれいで、部屋も暖かいケースが多いかと思います。
そのような中で、若世帯の子供の世話の事や、親の介護の問題などで実家に同居するような場合に、若世帯からみると気になるが、実家の「寒さ」と「水回り」のことかと思います。
すべて完全分離の2世帯にできれば問題が少ないかと思いますが、現実的には、法的に増築できない場合や予算のご都合等の理由で限られたスペースでの同居も多くなっております。
ということで今回は、共有型2世帯リフォーム、一部共有型2世帯リフォームの内容でご説明したいと思います。
2.事前に考えておくこと
・税金のこと、贈与税や固定資産税、ローン減税を考える。
・生活音のことを事前に予測する。
・共有部分と分離部分を明確にする。
・寒さ、暑さの対策を行う。
・光熱費の負担割合を事前に決める。
・資金の割合をおおよそ考えておく。
・生活リズムの違いをお互いに把握する。
・価値観の違いを理解する。
などがございます。
3.古いお住まいの寒さ対策
今回は、少し古いご実家ということで、部分的に断熱するのではなく、全体的な断熱工事の内容となります。
①外断熱リフォーム:柱などを外側から断熱材で包み込む方法でお住まいを魔法瓶のようにしてしまう方法です。
冬は暖かく、夏は涼しくなり、光熱費も大幅な削減ができます。
②ウレタン吹き付け:こちらは内部から柱と柱の間にウレタンを隙間なく吹き付ける方法です。
外壁をそのまま利用する場合は①よりもコスト的にお安く済みます。
③高性能グラスウールでの断熱:こちらの方法で全体的な断熱も可能ですが、部分的な
断熱もできるのがこちらの特徴です。
断熱性能的には、一番低くなりますが費用面を抑えることが可能です。
合わせて少し古い建物ということで「耐震補強」と「換気」を合わせて行うことがポイントとなります。
4.水回りリフォームのポイント
同居の場合の水回りリフォームのポイントについて
①使い勝手を優先する:全ての家族がということは
難しい部分がありますが、キッチンであれば「お母さま」と「若奥様」の使い勝手や家事動線を優先する。
お風呂やトイレは「高齢者」や「障がい」等があるご家族がいる場合は、その方の使い勝手に合わせる。
※優先させる人を考えて、その方の使い勝手を優先する。
②安全対策をしっかり行う:
お住まいの水回りは死亡事故が多い場所です。浴室の引き戸と手摺、トイレの段差と手摺、
キッチンのコンロの安全対策をしっかりと行うことです。
③断熱は床・壁・天井:通常は外部に接する面のみ断熱するのですが、水回りはヒートショック対策のためにも、また生活音に配慮するためにも内壁や1階の天井(2階の床下)にも断熱施工することにより音の軽減につながります。
5.実家リフォームの寒さ対策のまとめ
今回は、少し古いご実家の同居型リフォームのポイントとなります。
多いのは若世帯からのご相談となります、全体的なまとめとなりますが、寒さ対策は建物の中で見えない部分の断熱や気密が重要となります。
単純に同じ「プラン」で見積もり比較しても、数十万円から数百万の差が出ることが多くあります。
なぜかというと建物は見えない部分が7割程度ありますので断熱施工を含む住宅性能の差ということになります。
ということで、しっかりとした「寒さ」対策をすると価格的には高くなりますが、日々の生活音のストレスや快適さ、安全性、光熱費の削減などで先々まで考えると当初高くても10年、20年間のトータルで見るとお得になることが多いかと思います。
まだ将来的な・・・という方も気軽にお問い合わせいただければと思います。
㈱土屋ホームトピア 横浜支店
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