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マンションリノベーションは、住まいの構造や間取りなどによって多種多様です。土屋ホームトピア仙台マンションリノベーション課コラムでは、はじめての方でも失敗しない、あなたにぴったりの「リノベーションのかたち」を見つけるためのリノベコラムを掲載しています。読んですぐに役立つリノベーションの情報はもちろん事業者の方々の想いを載せたインタビュー記事など盛りだくさんです。
インテリア照明・・・この3つを押さえておけば失敗しません。
おはようございます。WEB担当のKです。リモート期間が長ったこともあり、以前から趣味だった映画鑑賞(基本自宅でブルーレイ)と料理にますます興味が深まってきています。
映画に関しては、やはりこの業界にいるからなのでしょうか。人物描写はもちろん、その場面場面に移る背景に目が奪われてしまっています。特に洋画に関しては、現実離れした作品を見ると、建築物としての観点に見てしまいがちです。話が脱線してしまいました。今日は、照明に関するお話をしたいと思います。
照明がインテリアを台無しにする/引き立てるって知っていましたか。
照明の影響力は非常に大きいことをご存知でしょうか。こだわってリフォーム・リノベーションした住まいであっても、それを照らす照明がインテリアを引き立てることもあれば、台無しにすることもあります。今回は、そんな照明に関するお話を少ししたいと思います。
照明を設置する上での基本的な3つのポイントは?
照明を機能的にもデザイン的にも効果的に作用するポイントは下記の3つがあります。
下記の3つを押さえておけば、照明で後悔するという状況は確実に下がると思います。
■照明器具の配置
どのように照明器具を配置するか
■インテリアの色
壁の色・床の色・家具の色などによって左右する・・・反射率とも言います。
■光の色
照明の光の色(色温度)の違いがどのように左右するか。
1、 照明器具の配置
現状の住まいでは、ダウンライトが主流となっています。その際に、重要なのは、「ダウンライトが何を照らすか」を意識することが重要です。ダウンライトは光の角度が狭いため、位置がすごく重要になってきます。
例:おしゃれな壁紙を明るく照らして見せたい場合は、壁際にダウンライトを設置します。
一般的な6畳程度の部屋だと2つから3つ程度のライトで充分と言われています。
シーリングライトの場合、光の角度が広いため、全体を明るく照らすことができるが、逆に部屋全体の明るさが均一なので、暗いところと明るいところのメリハリがなくなります。寝室などの落ち着いた空間には、シーリングライトよりもダウンライトをおすすめいたします。
2、 インテリアの色
反射率・・・物体に光を当てて、その物体がどのくらい光を反射するかという数値になります。例えば、黒い机で5%、白い机で80%と言われています。同じ照明器具を設置しても、黒と白の机の違いだけで、16倍もの明るさの違いが出てきます。部屋の明るさを意識するときには、実際におくインテリアの色や、また付随するフローリングの色なども意識することが重要となります。
部屋のインテリアはモノトーンだけど部屋全体は明るくしたいという場合は、反射率を意識して、照明器具をハイパワーのものにすることや数を増やすなどの工夫で生活空間を彩ります。
3、 光の色
光の色の違いは、普段生活していても意識することはあるかもしれません。
しかしながら、どのような場面で、どのような光の色を意識しているかわからないと思います。主に色温度がもたらす影響は下記のような場合に考えられます。
中白色
メリット:文字が見やすい 物体の本当の色が見やすい 集中効果がある
向いている部屋:書斎・クローゼット・洗面所
デメリット:覚醒効果がある 冷たい雰囲気になる
向いていない部屋:寝室
電球色
メリット:夕焼けの光のイメージ、暖かい雰囲気、落ち着いた雰囲気 光の当たる物体の赤みを増幅させる
向いている部屋:寝室、リビング、ダイニングテーブルのある場所(料理を食べる場所)
デメリット:本当の色が分かりにくい時がある
向いていない部屋:クローゼットなど
※「電球色にすると電球色は暗くなるから嫌だ」というお話をされる方もいますが、残念ながら科学的な根拠はありません。実際に体感する明るさは、中白色とほとんど変わりません。
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