2025-11-28
創業までの道程⑤雌伏(しふく)の時代
レンゴーを退職してから27歳で個人経営者として独立の旗をあげるまでの時期は、私の人生で最も波乱に富んだものであった
しかし血のにじむような苦業の日々のなかで
後の創業以来一貫して変わらない「使命感経営」の理論的基盤を構築し
自分の名前(公三)の「三つの公」の意味から己れの使命と天職を意識したのも、この時期であった
入社した不動産会社では
頭角をあらわしトップセールスにのし上がり
実績が認められて24歳で取締役営業課長に抜擢された
しかし、不動産ブームが起きたころ
当時勤めていた会社の経営方針が急に変わり
土地を投機の対象にしたなりふりかまわぬ利益第一主義に傾き始めた
自らの「企業使命感」の考え方と根本的に食い違っている会社のあり方を懸念して
トップに誠意をもって経営転換を迫ったが受けいれられなかった
私は、自ら歩む道を決意して潔く退職することとした
(雌伏(しふく)とは、力を養いながら、自分の活躍する機会をじっと待つこととある。そんな時期だったのだろう)

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土屋ホームトピア
https://www.hometopia.jp
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