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菊地英也社長ブログ
2025-11-29

創業までの道程⑥ 創業夜明け前

独立を決意した私は、父に報告に行ったが、結果は惨憺たるものだった

人に迷惑をかけるだけだから絶対止めろと強く反対された

しかし私の決意が固いと見ると、父は最後に「親兄弟に迷惑をかけることは絶対するな」と言った

その後も会うたびに、「人様には絶対に迷惑をかけるな」と言い続けている父だったが

その厳しい叱責が私を強く支えていることには間違いない

昭和42年

それまで蓄積してきた経営の勉強成果を活用する意味で

新商品の販売会社、(株)ビジネス研究所を設立した

決して成功とはいえなかったが

それまで練り上げてきた経営の基本方針を整理して、理念として肉付けするのには貴重な2年間であった

この会社がのちの(株)土屋経営である

昭和44年6月12日、土屋商事を創業

経営理念は確立していたが、形は町の不動産屋さんとあまり変わらないものだった

昭和45年には、妻と2人で有限会社を設立し、3年後に株式会社に脱皮した

(厳しかった父親、最後まで株の一つも持ってもらえなかったと創業者は言っていた。しかし、亡き後に、父親との思い出は、幼い頃手を繋いで歩いたことと3KM手帳に記されていたという)

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