葛西紀明選手兼監督・伊藤有希選手トークイベント2025開催!
「会社でスキージャンプのチームを持っている」とお伝えすると
スポンサーのように思われることが多いですが
「チーム土屋」の選手たちは、土屋ホームの社員として所属しています。
年間でわずか2週間ほどしかない貴重なオフの期間を利用して
毎年各地でこのようなトークイベントを開催しています。
今回は都内某所での開催の様子をお伝えいたします。

葛西選手の趣味はゴルフやワインだけでなく、
近年ではパン作りも始められたそうです。
ご家族、とくにお子さんと一緒に楽しんでいるとのことで
温かい家庭の雰囲気が伝わり暖かい気持ちになりました。
現在52歳の葛西選手は、ワールドカップ個人最多出場回数
(579回)というギネス世界記録をはじめ、数々の記録を
保持するまさに“生ける伝説”。
とはいえ、今シーズンは札幌大会で調子を崩したことをきっかけに、
恐怖心が芽生えてしまい、強風の中では自分の思うような
ジャンプができなかったと率直に語られました。
葛西選手ほどのトップ選手であっても、ジャンプするときに
恐怖心があるというお話には、多くの方が驚かされたのでは
ないでしょうか。

「どうして今も第一線で活躍し続けられるのか?」という
質問に対して、少し照れた様子を見せた葛西選手に代わって
伊藤有希選手から、「いつもモチベーションを高く保ち、どんな時でも
全力で取り組む姿勢が本当にすごい」とコメントされていました。
葛西選手自身も、かつて成績が思うように伸びず、
競技をやめたいと思ったこともあったそうです。
しかし、周りの応援してくれる方々の存在や、
自分が頑張ることで誰かに元気を与えられると
感じたこと、そしてご家族の支えが、大きな力に
なったと振り返っていました。
また、海外の選手たちからは名前ではなく
「レジェンド」や、ロシア語で「レゲンダ」と
呼ばれているとのことで、「そう呼ばれるのはとても嬉しい」と
笑顔で語っていたのも印象的でした。
伊藤有希選手は今シーズン、フライングヒルで
自身最長となるジャンプを記録。
その瞬間は順位や勝ち負け以上に嬉しかったと語り、
スキージャンプへの純粋な情熱が伝わってきました。

さらに、「子どもの頃からずっと金メダルを取りたいと
思い続けてきたのでオリンピックでは絶対にメダルを取り、
来年ここに金メダルを持って帰ってきたい」と、
力強く宣言された姿には、強い意志と覚悟が感じられました。
オフシーズンにはフラダンスやバレエのレッスンも
取り入れているそうで、新しい動きや感覚を競技に
活かす工夫もされているとのことでした。
今回のイベントで司会を務めてくださいました
フリーアナウンサーの朝妻久美さんは
大学時代にチアリーディング部に所属していた
経験を活かし、現在は「全日本女子チア部☆AJO」
の部長として“朝チア”の活動を展開中ということで
伊藤選手に「チアでしたらいつでも教えます!」と
笑顔でアピールされていたのも、会場を和ませる
素敵な一幕でした。

イベントの後半には、葛西選手・伊藤選手それぞれの
海外遠征での失敗談「やらかしエピソード」も披露され、笑いあり、
感動ありの盛りだくさんな内容に、
参加された皆さまにとりましても心に残る時間と
なったのではないでしょうか。
今シーズンはチーム土屋に所属する若手選手、
小林龍尚選手と竹花大松選手もそれぞれ優勝を果たしたこともあり
「今後はチームでの表彰台独占」そして伊藤選手の優勝を目指したい」と、
葛西選手が意気込みを語ってくれました。

サイン色紙の抽選会や記念撮影タイムもあり
終始あたたかく盛り上がった今回のイベント
ゴールデンウィークのご多忙な中、
足を運んでくださったたくさんのお客様に、
この場をお借りして心より御礼申し上げます。
皆さまの温かい応援と笑顔が、選手たちにとって
何よりの励みになったことと思います。
今後の葛西選手、伊藤選手、そしてチーム土屋の
さらなる活躍に、どうぞご期待ください!

この記事が気に入ったら「いいね!」しよう
最新リフォーム情報をお届けします♪