2022-10-11

紅茶の産地スリランカを徹底解説！セイロンティーの世界を探訪-お茶旅講座

インドの真下に位置しインド洋に囲まれた島がスリランカです。
北海道より面積が小さいスリランカですが、紅茶の産地が7ヶ所もある紅茶の名産地で日本に輸入される紅茶の6割がスリランカ産と言われています。

よく耳にするセイロンティーとはスリランカ産の紅茶の総称なんです。セイロンとは昔のスリランカの国名で中国茶と同じ要領でスリランカ産の紅茶をセイロンティーと呼んでいます。

紅茶を語るうえで欠かせないスリランカの魅力について、スリランカに魅せられスリランカに1年間の紅茶修行の経験をもつMITSUTEA合同会社代表　中永美津代(なかえみつよ)さんです。

今回で29回を迎えるお茶旅講座のテーマはこちら↓↓
　紅茶の産地スリランカを旅する〜セイロンティーの世界を探訪〜

主催は木谷朋子さん(旅カルチャー&お茶旅講座主宰)
講師は中永美津代さん(セイロン紅茶専門店ミツティー MitsuTea)

スリランカと言えば紅茶、カレー、占星術、世界遺産、、、
色々思い出されますが詳しい話を聞く機会は意外と少ないですよね。

今回はスリランカで紅茶修行経験がある中永美津代さんが出版された『スリランカ　トラベルブック』で紹介している場所を中心にお茶の産地を巡る最新のオススメスポットを教えてくださいました。

スリランカはティアードロップ型の島でお茶の産地は中央から南部に広がっています。
産地と産地の間は2時間位で移動できるくらい近いのですが、標高差があり山岳地帯など地形の違いで味が違う紅茶が採れます。

今回の講座ではスリランカの山岳地帯のヌワラエリヤから解説がスタートしました。
各産地のオススメ農園やホテルや楽しみ方の紹介やアフターヌーンティーの様子、農園の中には茶摘み体験、出来立ての紅茶をテイスティングできたり、インスタ映えするスポットまで紹介してくださいました。

詳しい農園やホテルの名前は講師の中永美津代さんが出版された『スリランカ　トラベルブック』をご覧ください！

お話の後はスリランカのミルクティーで有名なキリテーの実演♪

スリランカのミルクティー『キリテー』は入れ方に特徴があるんです！
キリテージャグという専用の容器を2つ使います。

1つのキリテージャグにミルクパウダー、グラニュー糖、ミルクティー専用紅茶を入れてよーくかき混ぜて溶かします。
仕上げはキリテージャグからキリテージャグへじゃぱじゃぱ高低差をつけて移し替えるます！
じゃぱじゃぱ音を立てて泡立てることが重要です！

↓　今回のお茶とお菓子　↓
⚫︎お茶
1種目　ウェルカムティー　ティーwithフラワー　AMBA農園
2種目　キャンディー
3種目　ルフナ
4種目　キリテー

⚫︎お菓子
タラグリ　　すりごま、キトゥルハクル、キトゥルハニーで作る伝統菓子
キリトフィー　牛乳、砂糖、バニラエッセンスで作るお菓子
カジュアルーワ　砂糖、米粉、クミン、カルダモン、カシューナッツで作る伝統菓子
ジンジャービスケット　生姜が効いた辛味のあるビスケット

お茶の提供は安斎直子先生（Tea Drop 主宰）
安斎先生ありがとうございました。
中永美津代さんはスリランカ紅茶ツアーの企画もされていて2023年春と夏に開催予定です。
ミツティーHP　https://www.mitsutea.com/

中永美津代さん、木谷朋子さんありがとうございました。