サヤ管ヘッダーとは?給水管交換!仙台でマンションリフォームの様子を大公開
こんにちは。
創業42年の土屋ホームトピア 仙台支店です。

今回は以前施工させていただいた、マンションリフォームのご紹介をいたします。
後ほど『 サヤ管ヘッダー工法 』という配管工法について実際の写真とともに解説しますので最後までご覧ください。
場所は仙台支店事務所から徒歩5分。
仙台市宮城野区榴岡の築14年のマンションをフルリフォームさせていただきました。
比較的新しいマンションですが、これからの暮らしを考えてより良い快適空間にするためにリフォームをすることになり、当社にお声がけいただきました。
伺ったこの日は、解体作業が終了した後でした。
日ごろ見ることのできない配管やダクト、壁の内部などが見えてワクワクしますね♪
ちなみに↓こちらはキッチン解体後の様子。
キッチンや換気扇がきれいに撤去された状態です。
↓こちらは換気扇裏にあるパイプスペース。
こちらも普段はなかなか見ることが出来ない部分です。
こちらはユニットバス解体後の様子。
さすが、新しいマンションということもあり、解体後もとてもキレイです。
ブルーの管が水で、ピンクの管がお湯の給水管です。
こちらのマンションでは既に『 サヤ管 』が使われていました。
サヤを漢字で書くと鞘。
刀の「さや」と同じイメージで、傷つきやすい合成樹脂管を守るための保護管のことです。
給水・給湯管(架橋ポリエチレン管・耐熱ポリエチレン管)は、直接コンクリートや木材に触れているため摩擦や変形、劣化しやすいのです。
特に、お湯を流す給湯管は膨張収縮を繰り返すため、外からの圧迫や擦れで傷みやすいためサヤ管で保護する必要があります。
また、壁や床に埋め込んだままの配管は、もし漏水や劣化があったときに壁や天井を壊さないと交換できないという問題がありました。サヤ管に通しておけば、中の管だけスルッと抜いて、新しい管に入れ替えられるのです!

『 サヤ管ヘッダー工法 』とは、ヘッダー(集合管)から各水栓へ独立した管を放射状に配管し、水圧を安定させ漏水リスクを減らすとともに、その管を保護用のサヤ管に通すことで、将来は床や壁を壊さずに中の架橋ポリエチレン管だけを交換できる配管方式です。
つまり、サヤ管ヘッダー方式は、新築やフルリフォームでの「給水・給湯配管の更新工事」に特に向いており、長期的に安心・快適に暮らすための工法なのです!
↑写真のように、こちらのマンションでは浴室天井にヘッダーが設けられていました。
こちらのマンションのように築浅の物件には既に『 サヤ管ヘッダー工法 』になっていることが多く、居住スペースを最大限にするために床下ではなく天井に設置することもあります。
しかし、築20年以上のマンションでは鉄管や銅管の給水管を使用していることが多いため、使用状況や経年劣化で下の写真のように錆や水垢で管が詰まることもしばしば。
こうなると漏水しやすくなりますので、水廻り交換をご検討されている場合は劣化に強いポリエチレン管+サヤ管ヘッダー方式への交換をおススメします!
こちらのお住まいのリフォームの様子を完成までご紹介して行きます♪
お楽しみに!
サヤ管ヘッダー工法についてと、マンションリフォームの様子をご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
マンションリフォームや戸建てリフォームのことでご不明な点などありましたら、お気軽に土屋ホームトピア仙台支店にご相談ください!
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