2024-04-25

会津若松で2二世帯リフォームのプラン、生活リズム、税金を確認する

こんにちは。会津若松支店です。

今回は、最近ご相談の多い二世帯リフォームや、親との同居型リフォームのポイントについてご紹介いたします。

1.二世帯リフォームの税金の種類
2.二世帯リフォームの減税対策
3.二世帯リフォームの3つのパターン
4.生活リズムの違いについて
5.二世帯リフォームの補助金の活用
6.二世帯リフォームのまとめ

1.二世帯リフォームの税金の種類

WEB（インターネット）からのご相談で意外と知らない方が多いのは、二世帯リフォームの税金の内容になります。
数十万円～数百万円の違いが出ることがありますので、まずは税金対策からお話しします。
二世帯リフォームや親との同居で関わってくる税金の種類は

①贈与税
②固定資産税
③不動産取得税
④印紙税
⑤住宅ローン減税
⑥投資型減税

など、様々な種類がございますが、状況によりこの他にも関わるものがございます。
このように書くと、初めての方は何のことだかさっぱり・・・
となってしまいそうですね。

実際に私がご相談いただいているお客様の7割くらいは、お子様側からの二世帯リフォームのご相談で、税金のことまでは考えてご存じでない方が、8割以上いらっしゃると感じております。
そこで、今回は特に事前に考えておく必要がある、贈与税対策と住宅ローン減税についてご説明させていただきます。

2. 二世帯リフォームの贈与税対策

詳細については補足説明が必要となりますが、できるだけ簡単に示した図がこちらです。

お父さんの名義の家に、息子さんが資金を出した場合は、息子さんがお父さんに贈与した、ということになってしまいますので、贈与税が発生します。
このような場合、一般的には図のように、建物の持ち分割合を決めて登記する方法があります。
この他の条件もございますので、リフォーム相談と合わせて所有者や資金計画までご相談いただければ、アドバイスをさせていただきます。

さらにリフォームでの減税対策です。
工事内容や資金を出す方の割合にもよりますが、減税を受ける方法もいくつかございます。
ポイントして覚えていただきたいことは、「建物を二分の一（50％）以上所有している事」という条件が、多くの減税処置の中にあるということです。
実際の事例を、こちらも図にしてみました。

こちらのお客様は、所有者のお父さんが現金でリフォーム代の半分を出し、息子さんが銀行ローンで半分の金額を出されました。
リフォーム前に建物の持ち分を各二分の一にしていましたので、お父さんは投資型減税、息子さんは住宅ローン減税の適応となりました。
こちらのお客様は、金額にして100万円くらいの減税となります。
100万円あれば、家具や家電、インテリアの資金とすることもできますね。