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福島支店
2023-06-19

[福島]介護リフォーム!介護手すりの正しい取り付けのご紹介!

【 福島県 / 福島支店 】

こんにちは!
信夫山の緑も鮮やかさを増し、だんだんと夏のような陽気の日が増えてきたと感じる福島支店の石渡です。

さて、今回は手すりのお話です。
ちょっとした段差や立ち上がりの時に、「手で支える」事ができると、助かることがあります。

階段はもちろん、トイレやお風呂などにも事故防止の為あった方が良いと思われますので、ご参考にしていただければと思います。

1、手すりの設置基準

建築基準法には手すりの設置基準に関する細則(さいそく)が記載されています。

一般の手すりと階段の手すりに分けられており、一般の手すりとは階段以外の場所で用いられている手すりの事です。

主に屋上やバルコニー、ベランダなどで使用されているもので、その場所には高さが1.1メートル以上の手すりや壁、又は柵を設けなければならないとされています。

階段の手すりは階段からの転倒防止などを目的としてさだめられているものです。

しかし高さ1メートル以下であれば設置しなくても良いとされていますが、安全の為には設置が好ましいと思われます。

2、手すりの位置

廊下の手すりは歩行を補助するもので、設置位置を間違える事によって無理な体制で歩行させることになり、余計に転倒や怪我をする危険性が増してしまいます。

設置するには、しっかりと位置を位置を考えなければなりません。

高さや距離など位置を考えて、状況によっては下地の補強を考え、きちんとした安全性を持った補助のための手すりを設置する事が大切です。

まず、廊下に設置する手すりの位置としては、床から高さ750ミリから850ミリの距離で設置することが一般的とされています。

その理由は使用者が腕を真っ直ぐ下ろした状態で、手首を曲げた位置に値するためです。
高齢者が使用する杖の高さと同じものになります。

手すりを握った時に、軽く肘がまがる程度が歩きやすく安全性のある高さになります。

余裕がありすぎるのもいけません。
手すりを握った方が上がってしまったり、低すぎるために猫背になってしまうのは体に負担がかかってしまうので、良い位置とは言えません。

※手すりの高さ
大腿骨大転子(ダイタイコツダイテンシ)
尺骨茎状突起(しゃっこつけいじょうとっき)

普段何気なく使っている階段の手すり、実は理想的な高さや位置、素材があります。

しっかりと握れる手すりは安定感と安心感を与えてくれるので、家族の行動範囲を広げ、けがや事故を防ぐためには手すり設置は重要です。

3、トイレの手すり

トイレにも手すりが取り付けられていることが多いです。

手すりが取り付けられていることによって、肘を掛けることができたり、便器に座ったり立ち上がる時の負担を減らすことが可能です。

ポイントは、棚手すりに肘や手のひらで体を起こせる位置に棚手すり、そしてそこから完全に直立できるための縦の手すりのバランスを考えることになります。

4、お風呂場の手すり

お風呂場も家庭内で起こる高齢者の事故が多い場所の1つとされています。
理由は足元が滑りやすく、浴槽の出入りの際に普段取らない様な姿勢を取る事のようです。

お風呂場に手すりをつけることによりお風呂場で事故が起きる可能性を減らすことが出来ます。

更に、浴槽から出る時や、立ち上がる際に捕まる場所があけば安心です。

お風呂場に手すりを設置する場合、湿気の多い場所な為、木製の手すりの使用はお薦めできません。
できれば、樹脂製の物やアルミ製の物を使用する事をお勧めします。

また、設置する場所によっては最適な手すりの形状も変わってきます。

どんな手すりを付けていいのかわからない場合、専門の業者さんやケアマネージャーさんに相談するという方法がありますので、一度検討してみてはいかがでしょうか?

あなたのご希望に最適な手すりの設置を提案してくれると思います。

5、まとめ

このように、手すりというのは、色々な場所で欠かせない物だということがおわかり頂けましたでしょうか?

もちろんご自身で簡単に取り付けることもできますが、下地にしっかり固定したり下地の補強が必要な場合が多いので、できればリフォームの専門家に相談することをおススメ致します。

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㈱土屋ホームトピア 福島支店
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福島県福島市御山字清水尻1番16号
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