季節の和菓子と楽しむ茶会

練り切りと呼ばれているちょっと特別感があるきれいな和菓子が

どうやって作られているかご存知でしょうか？

講師は河合公美子先生。

レースドール作家の河合先生は、とても器用でしかも独自のデザインも

できて、素晴らしい才能をお持ちの方です。

今回は練り切りで「深山」という和菓子を作る

ワークショップをされました。

練り切りの材料を少しずつ分けて、緑、赤、黄色、オレンジで

それぞれお菓子用色素を使って色付けし、

それを一つにして、白あんをくるんで茶金絞りにして仕上げました。

簡単そうに聞こえますが、餡を真ん中にして、はみださないように

きっちりくるむのが、意外と難しそう。

色付けもちょっと色素が多いと、思った以上に発色がよく、

普段お店で見かけるものよりは、ビビットな感じになっている方も。

「深山」というのは紅葉の美しさを和菓子で表現した

この時期ならではのお菓子だそうです。

お茶は大河内宗紗先生のご指導でお一人ずつ、お抹茶を点てて

ご自身で作られたお菓子と共に召し上がっていらっしゃいました。

私がお借りしたこのお茶碗は「武蔵野」という銘で、

ススキや秋の草花が描かれていて、秋に使うお茶碗だそうです。

茶道と聞くと、ちょっと敷居が高く感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、

大河内先生は、もっと気楽にお茶を楽しんで欲しいと常々おっしゃっています。

大河内先生の講座は銀座ショールームでも体験していただけますが、

浅草に洗心庵というお茶室もお持ちで、そちらでお稽古をされいるので

ご興味がある方は是非、参加されてみてはいかがでしょうか？

きっとリフレッシュできることと思います。

今日も沢山のお客様にご来場いただきまして

ありがとうございました。

＊写真撮影の際のみマスクを外しております
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