2022-09-15

「人生はえてして滑稽なものでしょ。」ダウントン・アビー　シーズン2第9話より

「人生はえてして滑稽なものでしょ。」
ダウントン・アビー　シーズン2第9話より

第28回にもなるお茶旅講座が開催されました！
今回は英国ドラマ「ダウントン・アビー」から紐解く英国紅茶文化についてお話していただきました。

主催: 木谷朋子さん
講師:Cha Tea紅茶教室主宰立川碧先生

イギリスに紅茶が伝わったのは1662年。ポルトガル王女が輿入れ東洋から伝わった喫茶習慣を宮廷に広めました。
当初は紅茶ではなく緑茶だったそうです。とても高級品のため上流階級のみが味わえるものそしてお茶会を開くことは富の象徴。

時は流れて紅茶は全ての階級で楽しまれるようになりました！
中流階級は17世紀半ばオランダよりコーヒーハウスで薬として提供されて飲み始めます。
労働者階級は19世紀頃からやっと口に入るようになりました。

そして「ダウントン・アビー」物語のスタートは1912年。
この物語が多くの方から支持されるのは脚本が丁寧で当時の時代考証がしっかりしているところだそうです。

富の象徴であったお茶会が時代と共に様式を変えていきます。

ドラマの中でどのようにお茶が飲まれているかどのような柄のカップが使われているか紅茶の歴史を知り、更に深くドラマを楽しむお話を教えていただきました！