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札幌本店
2018-02-28

リフォームを成功させたい方に贈る「 リフォーム成功・失敗の分かれ道 」

こんにちは。
土屋ホームトピアの管理建築の三橋です。
今回は良く聞かれるご質問「 リフォーム業者は何を基準に選べばいいのか解らない 」 というご質問に、個人的見解で? お答えしたいと思います。

目次

  1. そもそもリフォームって何?
  2. 大型リフォームは「 失敗しても次が有る 」 は無い!
  3. リフォーム企業を選ぶ判断基準あれこれ。
  4. 比較検討」しましょう。

1.そもそもリフォームって何?

ちょっと理屈っぽいですが、「 住まいに手を付ける行為 」 であるリフォームという言葉は、はっきり定義づけされているわけでは無い様です。(多分。。) 
日本で使われるRefomeという言葉が、英語圏では同じ意味で通じない、いわゆる和製英語なのは有名な話です。

リフォーム、リノベーション、営繕、修繕、改修、改装、増築、減築、補修、取替え、用途変更、等々、、、新築して以降、住まいに手を付ける行為についての単語は数々有りますが家に手を付けるつまり、リフォームする理由は大きく分けて下の2つが有ります。

A.新築された状態から、故障、劣化等、古くなったものを元に戻すリフォーム。
B.住む人や、時代に合わない仕様・形態・間取りを変更したり、グレードアップして便利、快適にするリフォーム。

住まいのほぼ全部を対象にBのリフォームを行う事を「 リノベーション 」 と表現する様にもなりました。
最近増えてきた、中古物件を購入または、譲渡された家を大規模改修してから住む事を前提に行う事をリノベーション、と表現する事も多いと思います。
つまり、お施主さんは30歳前後の方が主流となりますね。

ホームトピア社内では基本的に全てリフォームと言い、特に使い分けはしておりません。
なぜなら、すぱっと線を引いて、こっちがリフォーム、こっちがリノベーションと万人が解る様に別ける事が難しく、またあまり意味も無いと思います。
要は、今現在お客様が困っている事を解決する事と、お客様の暮らしや人生が豊かになるために必要と思われる住まい創りのお手伝いをする事、この2つが両立する提案を行うことがとても大切で、若手社員から役員迄の全員が「 これがホームトピアのリフォーム 」 と考え、日々お客様のお話を聞かせて頂いています。
余談ですが、当社社長の口癖(理念)は「 リフォームで人を幸せにする 」 です。

2.大型リフォームは「 失敗しても次が有る 」 は無い!

さて、話は少しずれましたが、結局の処、未だに定義化出来ない複雑(多種多用)な行為、それが、住宅リフォームなのですね。 
しかもそのリフォームを買う側からすると、一生に何度も購入経験する物でないので、慣れる(学ぶ)事ができません。
特に1,000万円以上の大型リフォームを何度もする人はそうそうおられないでしょう。

衣食住と言いますが、衣類や食べ物の様に、購入機会が数ある物は失敗してその経験を次に活かすことが出来ます。
シャツやセーターなど気に入ったつもりで購入したけど失敗した、なんて経験は誰にでもあるでしょうし、「安い」と思って買った食品が美味しくなくて、次はタダでも要らないなんてことは私も経験があります。

そんなリフォーム(特に大型)、失敗しない為にはどうすれば良いのでしょうか?
いくつか判断基準になる物をご紹介いたします。

3.リフォーム企業を選ぶ判断基準あれこれ

①住宅リフォーム事業者団体登録を行っている団体、企業から選ぶ。
この制度は、国土交通省が平成26年9月「 住宅リフォーム事業の健全な発達及び消費者が安心してリフォームを行うことができる環境の整備を図る 」 ために創設されたものです。

詳しくはこちら国土交通省のHPへ→http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk4_000090.html

ちなみに土屋ホームトピアは、上記の(2)にある「日本住宅リフォーム産業協会」の会員です。

②「建設業の許可」を取得している会社を選ぶ。
http://www.mlit.go.jp/totikensangyo/const/1_6_bt_000080.html(こちらも国土交通省のHP)
実はリフォーム業者全てが「 建設業の許可 」 を持っている訳では有りません。
この許可が無くても、500万円以下の工事(軽微な工事、に該当)なら契約し、工事を請け負う事はできるのです。
この建設業の許可、取得は難しく、また様々な義務が発生、義務を怠れば罰則があります。
義務の一つに「 事業所及び各工事現場に許可証を表示する 」 というのが有ります。
現場に看板を掲げていない業者は選択しない方が無難。


(土屋ホームトピア 現場見学会)上に有るのが許可表です。

更に言えば、「 工事現場を見せて下さい 」 という要望に対応してくれない会社は、許可の有無以前に選ばない方が良いのでは。。

③どうしたらリフォームは失敗してしまうのか?
逆転の発想で、「 何をしたらリフォーム失敗したか 」 という観点で見るとどうなるでしょうか?
ご相談を受けた際、他でリフォームされ「 失敗した。今回は失敗したくない 」 と言う方は少なからずおられます。
その方々に話を聞くと大体以下に納まります。
・近所で工事している業者が廻ってきてお願いした。
・途中で何かおかしいな、と思ったが断われずに契約してしまった。
・親戚や、知人の業者にお願いしたが、言いたい事が言えなかった。
・安かったので決めた。なぜ安いのかが工事して解った。後悔した。
・営業の人がいい人だったので決めた。でもその後、来なくなった。
・モデルに使わせて頂き、モニター価格で値引きします、と言われた。
・今月決めてくれたら○○%値引きします、と言われ細かい点は任せて契約した。
・そのリフォーム会社自体に行っていない。実際の現場も見てない。
・電話したら建物もろくに見ないでプランと見積もりを持ってきた。大丈夫か聞いたら「プロですから」と言われた。

4.「比較検討」しましょう。

リフォームは工場で作られた工業製品では無く、様々な素材を使い現場で職人さんが作り上げていきます。
だからこそ、それを責任もってコントロール(管理)する業者を選択することが失敗しない為の重要な第一歩。
是非、色々比較をして「ここなら」という業者数社に声をかけてみましょう。
ダメだ、合わない、と思ったら言いにくいとは思いますが、「 今回はここまで結構です。有難うございました。」 と伝えれば良いのです。
逆にダメだった理由をはっきりお聞かせいただければ私達も納得でき有り難いです。
遠慮せず、より良いリフォームの為により良い業者を選択しましょう。

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