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2018-05-29

意外と知らない?結露の原因とリフォーム対策

最近は、京都市・神戸市に出張が多くなった
WEBマーケティング課の織江(おりえ)です。

お客様に教えていただきましたが、大阪(地域により)、神戸、京都などは、文化も言葉も大きく違うようですね。

以前に大阪のお客様が札幌に中古物件をご購入されて、当社でリフォームしていただきました。

ご相談のきっかけは、ネットで「結露」 のご相談からスタートさせていただきました。
この結露については、意外とリフォーム業者でも理解していないことが多くありますので、今回は結露の原因と対策についてご紹介いたします。

吹き付け断熱で寒さと結露の改善事例
神戸支店プランナー 菅井 弘和

目次

  1. なぜ結露は発生するの?7つの原因
  2. 調査方法
  3. 表面結露の対策
  4. 内部結露の対策
  5. まとめ

1. なぜ結露は発生するの?

結露は、温度・湿度・露点・・・ という説明から始まると、難しい話になりそうなので、ここでは戸建てやマンションで、実際に発生している事例でご説明させていただきたいと思います。

ご相談事の多くは、「サッシに水滴がたくさんつく・・・」「収納の中にカビが出てきた・・・」「窓周りに黒カビが・・・」「ひどい場合には、クロスやフロアーに水滴が・・・」なんてこともございます。

結露の発生は、基本的には温度差が大きく関わってきます。

わかりやすく例えると、暖かいお部屋で冷たいビール・・・
仕事が終わった後の一杯は、たまりませんね~。

と言っても、私はほとんどアルコールが飲めないので、飲み会ではハンドルキーパーです。
ちょっと話がそれましたね。

この暖かい部屋で、冷たいビールをグラスに注ぐと、グラスに水滴がつきます。
これが、結露のわかりやすい例えかと思います。

暖かい側に、結露水はつきます。

住宅に話を戻します。
結露は大きく分けて、表面結露と内部結露に分かれます。
どちらが原因か、又は両方が原因かで、リフォーム方法は異なってきます。

ここで、表面結露と内部結露の原因について、ご説明します。

A:表面結露の原因

① 断熱の問題
断熱の種類も重要ですが、施工技術の問題が、私の経験上では一番重要かと思っております。
良い断熱材を使えば使うほど、指1本分の隙間があれば、結露します。

電気配線の隙間、木材の取合などの隙間

② 換気の問題
断熱性能が高まれば高まるほど、換気の問題も重要です。
換気の方法も、説明すると長くなりますので、ここでは状況にあった換気方法とだけ、覚えていただければと思います。

③ 暖房方式
北海道で多いFFストーブや、東北で多いポータブルストーブは、灯油やガスの使用量と同じくらい、水蒸気が出ると言われております。

④ 最後に、生活スタイル
こちらは、共働きで夜に炊事洗濯、また多くの観葉植物があるなど。

B:内部結露の原因

内部結露とは、壁の中や小屋裏、床下など見えない部分で発生して、木材の耐久性を低下させたり、腐食させたりしますので、こちらも重要です。
原因としては、このようなことが考えられます。

① 防湿層があるか?
壁や天井などは、室内側のボードの下に、防湿シートが施工しているかどうかが重要です。

② 見えない部分の換気
床下換気、小屋裏換気、壁は通気層という言われる換気方法があります。
見えない部分の換気も重要です。

③ 断熱の問題
こちらは、表面結露の原因と同様の内容になります。

2. 調査方法

① 生活スタイルを、時間帯別にまとめてみる

② 温度と湿度のデーターを、1週間ぐらいとってみる。
※市販の湿度計は多少の誤差があります。
当社には、1週間置いておくだけで正確なデーターが測定できる機械がございますので、ご相談くださいませ。

温度湿度を長時間測定してパソコンに取出します。

③ 床下や小屋裏など、目視で確認できるところの点検

④ サーモカメラを使った機械測定

3. 表面結露の対策

① 断熱の改善は、一番費用がかかり、大変かと思いますが、床壁天井の総合的な改善が必要かと思われます。
部分的な場合で、電気の配線の隙間による結露の場合は、ウレタンを注入して約2万円前後で改善できた場合もございます。

② 換気の改善
機械換気が主流になってきておりますが、断熱の問題がクリアーできれば、上手く自然換気と機械を組み合わせて、コスト削減をする方法もございます。
建築士にご相談いただくと、換気計算ができます。

③ 生活スタイルは、なかなか改善が難しい部分があるかと思いますが、炊事洗濯に、キッチンの換気扇を長くつける。浴室に24時間換気を付ける。植物の周りに、調湿効果のある素材(エコカラット・珪藻土など) を施工する。除湿器をご利用になる。

④ 暖房の見直し
基本的には、セントラルヒーティングや、24時間暖房換気システムを入れていただくのが理想なのですが、費用がかなり掛かりますので、現在のFFストーブをご使用の際は、上記の①~③を優先するようにしてみてください。

4. 内部結露の対策

⑤ 防湿工事
床下に土が見えている場合で、防湿シートが施工されていない場合は、床下にビニールで構いませんので、土の上に敷くと、床下のカビや湿気の発生を防ぐことができます。
我々のような専門家に依頼する場合も、床下20坪くらいまでなら、10万円までかからないと思います。
中には、これだけで数百万円を請求した業者もいたというお話を、お客様からお聞きしましたので、気を付けてくださいね。

⑥ 換気工事
床下や小屋裏の換気につきましては、こちらも2級建築士の資格があれば計算ができます。
換気口を増やす場合も、1か所1万円~3万円程度なので、あまりお金をかけず改善できます。
反面、壁内の換気については、大きな改善が必要な場合があり、壁を2重張りしているなどで、壁内結露している場合がありますので、気なることがありましたら、早めにご相談ください。
※壁の水切りの下に、黒シミがつく。蟻などが室内に多く出るようなったなど。

⑦ 断熱は、床・壁・天井は下地のボードを剥がす必要がありますので、
内装をリフォームする時がおすすめです。
ポイントは、床・壁・天井、問題があれば、サッシを含めて全体で考えるようにお願い致します。

5. まとめ

今までの説明をまとめたものとなります。

結露の原因は、表面結露で4点、内部結露で3点あり、複合的な原因の場合も多くあります。
リフォーム業者でも間違った判断をしてしまうことがある、難しい問題のひとつです。
まずは、気なる部分がございましたら、2で書いた調査をおすすめします。

原因がわかれば、簡単に改善できる場合もございます。
調査は予約制となりますが、当社の営業範囲内であれば、無料でお手伝いさせていただきますので、気軽に下記「お問合せフォーム」より、ご相談いただければと思います。

マンションの結露でお悩みの方は、下記のブログも参考になりますので、ご覧いただければと思います。
マンションリノベーションで忘れてはいけない断熱と結露対策


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