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フルリノベ推進課
2024-01-20

札幌のリフォーム業者でも知らない?結露やカビの原因とリフォーム対策 

こんにちは、土屋ホームトピア 

札幌フルリノベーション事業部の五十嵐 建人です。 
 寒い時期は結露に悩まされてのリフォーム相談を多くいただきます、結露は冬だけではなく夏型結露の場合もあり原因によって対策が異なりますので、今回の札幌のリフォーム業者でも知らない?結露やカビの原因とリフォーム対策をご参考にしていただければと思います。

札幌のリフォーム業者でも知らない?結露やカビの原因とリフォーム対策 

 札幌市内の実際にあったお客様事例からご紹介させていただきますね。 

当社を含めてリフォーム業者さん3社に相談しているお客様からのご相談内容です。水回り交換を含めてのフルリフォームのご要望でした、さらにリフォームのきっかけは、結露で悩んでいるとのことでした。そのような条件の中でA社さんの結露改善の提案は機械換気を付けますという提案、つまり結露の原因は換気不足と判断したようです。B社さんの提案は内装をする前に防カビ用のスプレー処理しますとの内容でした、B社さんの担当者は「根本的に結露は改善されません、どのお家でもあります」とのことでした。 

そのような状況から土屋ホームトピアでも調査したところ(床下や天井裏そしてサーモカメラでの調査)、①断熱の問題、②換気の問題、③暖房方法の問題の3点が複合の原因で結露が発生している状況でした。A社さんもB社さんも、ある程度札幌で実績のある会社ですが、意外と結露の原因や対策を知らない担当者さんもいらっしゃるということに気づきました。 

 どうして結露が発生したり、黒カビがつくのか? 

それでは、どうして結露が発生したり、黒カビがつくのか?についてご紹介しますね。 
一般的に結露は、温度・湿度・露点・・・ という説明から始まると、難しい話になりそうなので、ここでは簡単に説明すると結露の発生は、温度差がある部分で結露は発生します。 

わかりやすく例えると、暖かい部屋で冷たい飲み物をグラスに入れるとグラスに水滴がつきます。 

これが、結露のわかりやすい例えかと思います。暖かい部屋側の空気が冷たいグラスの表面で冷やされるため水滴となってグラスにつきます。 

結露やカビの主な原因となる4つの問題 

それでは具体的に結露やカビの主な原因について4つに分類して解説していきます。 
① 断熱・気密の問題 

断熱の種類も重要ですが、施工技術の問題が、私の経験上では一番重要かと思っております。 
良い断熱材を使えば使うほど、指1本分の隙間があれば、温度差の発生につながるので結露の原因になります。隙間が生じやすい部分としては、 
床と壁の断熱の接点(幅木部分)や壁と天井の接点、筋交いなどの木材と断熱材の接点や、下屋の天井裏と接している2階の壁と屋根の接点やコンセントボックス回りなど、建築用語では取り合いともいいますが、このような接点(取り合い)や断熱材の入れ方が重要です。合わせて断熱材の室内側に施工する気密シート(隙間をなくすため)の施工も重要です。 

② 換気の問題 

断熱性能が高まれば高まるほど、換気の問題も重要です。 
空気が動かないと温度差のある部分で結露やカビにつながりやすくなります。 
換気の方法も、説明すると長くなりますので、ここでは状況にあった換気方法とだけ、覚えていただければと思います。札幌は寒い地域なので換気をすると寒くなりますが、熱交換型の換気方法などありますので、気軽にご相談くださいね。 

③ 暖房方式の問題 

北海道で多いFFストーブや、東北で多いポータブルストーブは、灯油やガスの使用量と同じくらい、水蒸気が出ると言われております。これが結露やカビにつながります。 

④ 最後に、生活スタイルの問題 
こちらは、共働きで夜に炊事洗濯、また多くの観葉植物があるなど。こちらも水蒸気の発生が多くなり結露やカビにつながります。 

 結露やカビの原因に対してのリフォーム対策 

① 断熱・気密の対策ですが、先ほどご紹介したように、断熱材の種類というよりは、断熱材の施工方法に問題があることが多いので、どの場所に隙間があるのかを調査する必要があります。土屋ホームトピアでは、サーモカメラ(温度分布を可視化するカメラ)などを使っての調査が可能です。 
◆札幌フルリノベーションお問い合わせ窓口◆ 
https://www.hometopia.jp/event/full-renovation_1/ 

場所が特定できると部分的にウレタン吹き付きで隙間を埋めたり、断熱材を補充するだけで結露やカビを解決できる場合もあります。また大狩りになる場合として床と壁の接点などは、床も壁も下地からの工事になり、大変かと思いますが、しっかりした施工をおすすめしたいと思います。 
下地から工事する場合は先ほどご紹介した気密シートも施工します。 

②換気対策は、熱交換型の機械での給排気や自然給気の機械排気の方法がおススメです。 
ただし状況により異なりますので、換気に詳しいリフォーム業者に相談してくださいね。 
自然給気ですと部屋が寒くなりますが、土屋ホームトピアでは自然給気で熱交換型のDI窓のような方法もありますので、気軽にご相談ください。  

③暖房方式はセントラルヒーティングなどの全室暖房がおススメです。どうしてもFFスートを採用される場合は、先ほどの換気計画をしっかりされるようにお願い致します。 

④生活様式は、なかなか変更が難しいかと思いますが、共働きなどで夜に家事が集中する場合は、キッチンのレンジーフードの換気扇で家事をする前後から使用して長めに運転してください。乾燥する冬の時期は加湿器や観葉植物などで調整されるかと思いますが、 
乾燥しない程度に加湿と換気のバランスを取ってみてください。感覚的には難しい場合は、湿度調整型の換気扇もありますのでリフォーム計画時にご相談ください。 

結露やカビの原因とリフォーム対策のまとめ 


それでは、結露やカビの原因とリフォーム対策のまとめとなります。 
リフォーム対策では説明しておりませんが、建材の中にはエコカラットなどのような調湿効果のある商品もございます。湿度調整をしてくれるとても優れた商品です。しかし今回説明したようにしっかりと原因を調査しないで、これだけで解決できると思わないことです。 
土屋ホームトピアでは、リフォーム相談いただいた方には無料で調査をさせていただきますので気軽に下記◆札幌フルリノベーションお問い合わせ窓口◆より、ご予約をしていただければと思います。 

最後まで読んでいただきありがとうございました。 

ご相談のご予約、資料のご請求は
下記ホームページかお電話よりお願いいたします。
◆札幌フルリノベーションお問い合わせ窓口◆
https://www.hometopia.jp/event/full-renovation_1/

⼟屋ホームトピア
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https://www.hometopia.jp/branch/full-renovation/
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