マンションの給・排水管の入れ替えはどうするの?
仙台マンションリフォーム課の北田です。
前回に引き続き、仙台でのリフォルヴェート工事の状況をご紹介します♪
場所は仙台市青葉区の築35年マンション。
前回までの状況はこちら→仙台マンション★リフォルヴェート工事 Vol.
マンションリフォームの最初の工程は『解体』です。
『フルスケルトン』という言葉をご存知でしょうか?
水廻り機器だけではなく、間仕切り壁や建具など古いものを全て撤去してから、新しく作り直すことをいいます。
今回は水廻り場所の移動などがあるため、不要なものは全て撤去しました。
≪解体中≫
≪解体後≫
大工さんたちが作業しやすいようにまだ少し残っている壁もありますが、ほとんどの解体が終わりました!
次の工程は水廻りの『配管』です。
ここからが重要なポイントです!
普段は床下で隠れているため、なかなか見ることが出来ない『配管』。
築20~30年のマンションでは大規模修繕で検討される『配管交換』。
鉄管や銅管などの場合、新築から20~30年経過すると写真のように劣化し、水漏れの原因になることがあり、これを解決するには『配管交換』が必要になります。
≪キッチン解体後≫
キッチンの背面に給水管・排水管・ガス管がありました。
≪洗面室・浴室解体後≫
こちらは洗面室の下を給水管・排水管がはりめぐらされていました。
ちなみにこちらのマンションは廊下より掘り下げて配管されていたので、元々、廊下と洗面室の段差がないフラットな状況でしたが…。
廊下と同じ高さに配管されている場合は、写真のように廊下より床が上がってしまいます。
【参考写真】
マンションの構造上、元々がこちらの配管の場合は下がっている廊下などの床を逆に上げないと段差は解消出来ません。
話しは戻りまして…。
こちらは洗面室・浴室解体後の状況です。
【配管交換前】
こちらのマンションでも、数年後に配管の入れ替えを検討しているとのことで、
リフォームに合わせて『配管交換』することになりました。
【配管交換中】
水色が『給水管』、ピンク色が『給湯管』、グレー色が『排水管』です。
全て樹脂管に交換しました。
ちなみにトイレ・キッチンも交換しました。
樹脂管は耐久性が高いので、リフォームの際に交換すると今後何十年とご安心いただけますよ。
これで配管は準備万端! !
次の工程は『木工事』です。
次回のブログでご紹介します。お楽しみに♪
この記事が気に入ったら「いいね!」しよう
最新リフォーム情報をお届けします♪