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仙台支店
2018-07-02

古民家の探索・山形県鶴岡市・多層階住宅

こんにちは、仙台支店の設計担当の米島です。
先日、山形県の鶴岡市に古民家の見学と即身仏! ! を見てきました。
見てきた古民家は山形県鶴岡市郊外にありまして、山合いの集落にひっそりと建っています。
一応、古民家鑑定士の私としては、ぜひとも見ておきたい建物です。

昔は街道の要所で、近くに湯殿山や月山があるので信仰に来る人達の宿場街として栄えたそうです。


↑の写真の左側の建物は民宿を経営されており、今はまだ人が住んでいる状態です。
茅葺きの屋根と兜型の屋根が特徴的です。
山形県の有形文化財に登録されています。

屋根がとても大きな形になっていますが、建物の半分が屋根になっています。

敷地には水を貯められる池が設けられています。
流しっぱなしの状態になっていました。
湧き水を敷地内にためて活用しているようです。

建物が3層構造になっていて、少し前面にはね出していることがわかります。
独特な形の屋根になっています。
兜屋根と呼ばれるのが納得できます。
屋根に苔も生えていて、味わい深いです。
400年ほど経っているようです。

茅葺の屋根を抑える形で木材で留めているような構造です。
換気できるようなものが屋根の上についています。

家の中は↑のような感じです。
1棟は民宿に、1棟は資料館になっています。

囲炉裏(いろり)も残っていて柱、梁は燻されて真っ黒になっております。

雪も多い地域なので、冬の景色は一段と違って凄そうです。
また、機会があれば今度は冬に来てみようと思います。


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