2023-11-25

ほぼ間取り変更なしでここまで生まれ変わった！築42年の団地/ビフォーアフター/リノベーション

こんにちは世田谷支店の會田です。
築40年以上の団地やマンションはまず玄関が暗くて狭く、
照明は暖かみを感じられない蛍光灯です。
帰ってきた時に楽しくなるような玄関へそして、明るく、より広く暮らせるお家へリノベしたいと思われていらっしゃる方も多いと思います。

そして、リノベをする場合、より広く使いやすい家に、リノベしたい、と思っていても、間取り変更で費用がかかるので。。
とお考えの方も多くいらっしゃいますので、

今回の事例は、間取りをほぼ変更せずに明るくて使いやすいお家へとリノベーションした事例をご紹介させて頂くのですが、
間取り変更リノベをなされたい方にも参考にして頂ける、リノベポイントがありますのであなたのリノベーションにも参考にしていただければと思います！

１. 築40年以上前の団地に多い間取り

まずリノベーション前の間取りは、こちらとなります。

間取りの多くは３LDKで、
この事例の様に、リビングダイニングが中央にあり、両サイドに和室という間取りが多いのですが、玄関ドアを開けると直ぐダイニング、という間取りも多いと思います。

また、この事例の様にキッチンには、冷蔵庫を置くスペースがなく、玄関ホールに面した脱衣室にドアがありません。

洗濯機を置くスペースがない場合も多く、洗濯する度に、排水ホースをお風呂場などに伸ばし、排水経路を確保してからの洗濯でかなり不便なため
リノベーションで快適な暮らしにしたいと思われていらっしゃると思います。

2．「リノベーション後の間取り」

リノベーション後の間取りは、こちらです！

右側の2部屋の和室を洋室にリノベして
中央のダイニングと
その右隣の新しい洋室との間の壁を取り
広くしましたが他の部分は変わっていません！

3．「狭い暗い玄関を『帰るのが楽しくなる』空間へ」

リノベ前のお写真は、こちらとなります！

狭くて暗いイメージですね!

そして、リノベ後のお写真は、こちらです！

広く明るくなりましたね！
玄関に置いてあった傘や靴をスッキリ片付けられるように
右側には、天井まで高さのある靴収納を設置し、
収納量を増やすとともに、
下側を浮かせることで土間を広くした点となります。
☆これだけでも玄関が広くてスッキリしましたね！
さらに、左側は、鏡のマジックで広がりを感じられるようにしています。

帰ってきた時に玄関ドアを開けた時のお写真です。

窓が無いのに明るくて、暖かい雰囲気で、帰ってくるのが楽しくなります。
全体の色をホワイトと、暖かみのある色にすることで、広がりとともに帰るのが楽しくなる雰囲気も作り出しています！

さらに左側のドアの上を開口にすることで明かりを取り入れ、広がりを感じられるようにしました。

正面のドアをガラスにすることでリビングからの光を取り入れることで明るい玄関になりました。

ニッチを作り、空間が少しでも広がるように工夫している点となります。

日本の建築業界でのニッチとは、主に建物の一部を窪ませて作り出す空間のことです。
住宅では、壁面と壁面の間の空間を有効活用して壁面にニッチを作る事が多く、今回の様に、間接照明と合わせて広がりの工夫をしたり、間接照明と合わせて小物やアート作品を飾る棚にしたり
キッチンに、マグネットボード付きのラックニッチを設置したり、
ニッチにインターホンなどをまとめたり、