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バリアフリー
2018-02-01

札幌新春リフォームフェアのバリアフリーな風景

創造推進部経営企画室ノーマライゼーション課の池田です。
11月より組織変更となり、介護保険に関する新規事業の準備に奔走しております。
去る1月14日に本社にて毎年恒例の新春リフォームフェアが開催されました。
今回はノーマライゼーション課としてバリアフリー相談窓口を設け、最新式の福祉機器の展示を行いましたので、ご紹介したいと思います。

目次

  1. 福祉用具貸与:特殊寝台
  2. 車いす・歩行車
  3. 車いす用可搬型スロープ
  4. その他福祉機器
  5. まとめ

1.福祉用具貸与:特殊寝台

特殊寝台? ? はて、あまり聞きなれない言葉かと思います。
介護保険法の介護サービスの中に「 福祉用具貸与 」 というものがございます。
これには、大きく分類すると13品種に区分けがされております。
特殊寝台とは、電動で昇降・下降・背上げ・膝上げなどができる「特殊」なベットということから、介護保険サービスでは特殊寝台と定義されています。
今回展示した商品は、パラマウントベット株式会社さんの「楽匠Z」という商品です。
写真を見て頂きますとお分かりになるかと思いますが、前傾もする今までにない特殊なベットです。
前傾することによって端座位から立ち上がりの姿勢はとてもスムーズに行えます。

2.車いす・歩行車

今回は最近人気が高い、くるくる360度回転する車いすやベットへ移乗し易いように、スライディングボードがセットされている車いす、シートのカラーや模様を変幻自在に着せ替えられる車いす、超軽量な車いすを、歩行車は、車輪が大きく屋外バリアの対応力が優れていて男性に人気のある商品を展示致しました。
今回の展示につきまして、株式会社ミキさんから車いすを、パラマウントベット株式会社さんから歩行車をお借り致しました。
どの商品も素晴らしい性能・機能を有しております。

3.車いす用可搬型スロープ

車いす用可搬型スロープという、様々な住宅事情に対応する連結式スロープ中継台を用いて展示致しました。
様々な長さのスロープを組み合わせすることが可能で、日本の家屋にはとてもマッチ致します。
スロープは65㎝~285㎝まで各種ございます。
組み合わせによって最大71㎝の高段差に対応できます。
また、電源を必要としないので、停電などの有事の際にも安心です。
介助者も一緒に乗ることができるので安全にご使用いただけます。
ケアメディクス株式会社さんにご協力頂き、商品の展示をさせて頂いております。

4.その他福祉機器

その他の福祉機器といたしまして、矢崎化工株式会社さんにご協力頂きまして、玄関上り框用の木製ステップ台、イレクター製ステップ台(滑り止めマット付)やマット付すのこ、屋外用手すり、屋内用手すり・浴室用手すりなどを展示致しました。
どれも機能的な商品でオーダーも可能な商品となっており、介護保険の住宅改修をご使用できます。

5.まとめ

私どものノーマライゼーション課では、高齢者・障がい者のみならず、その周りの人たちにも安心・安全をもとに、豊かさ・生きがいの暮らしを提供し、共に「やさしい時間 」 を過ごせる住宅づくりを目指して日々活動致しております。
高齢で要介護認定を受けられている方であれば、介護保険の住宅改修工事、障がい手帳をお持ちの障がい者の方は日常生活用具給付(住宅改修費)をご利用になられて、リフォームを行われるケースが多いと思います。
このような助成金を活用して、生活環境を整えることにプラスして、今回ご紹介させて頂きました「福祉機器」を活用することによって、より快適な環境を目指すことが可能となります。
今後も機会をみて最新の福祉機器をご案内して参ります。
またご相談は気軽に土屋ホームトピアのノーマライゼーション課に連絡をいただければと思います。
今後に期待してくださいませ(^^)v

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