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札幌中央営業所
2018-02-05

札幌での地震に強い家づくり:リフォーム編

先日より日本列島は大寒波。
北海道はもちろん関東の方も雪が降り皆様、大変な毎日を過ごしている事と思います。

台風や寒波など異常気象と合わせて心配なのは地震ですね。
1月24日札幌でも震度2の地震が起きました。

札幌市内でも、過去に大地震が起きていた痕跡が見つかっており、札幌市直下を震源とする地震では、最大震度7が想定されております。
皆様のお住まいは地震の対策は行っていますでしょうか?

そこで今日は地震災害に強い家づくりについてまとめてみます。

ポイント其の壱:お住まいの築年数を調べましょう。

1978年(昭和53年)の宮城県沖地震後、耐震設計法が抜本的に見直され新耐震設計基準が昭和56年6月1日から改正されています。
平成7年1月17日に発生した「 阪神・淡路大震災 」では、住宅等の倒壊により亡くなった方は、犠牲者の8割を超えていました。
また、この震災で昭和56年5月31日以前に建築された木造住宅(旧耐震住宅)の約64%が倒壊・大破しているという報告があり、昭和56年6月1日以降に建築された木造住宅(新耐震住宅)に比べて、その倒壊率の高さは際立っています。
つまり昭和56年6月1日以降の建物かどうかが、お住まいの耐震を考える一つの判断材料になります。

問① お住まいは昭和56年6月1日以前の建物である? 〇 or ×

ポイント其の弐:地震に強い住宅とは?

住宅の耐震性の向上を図る上で大切なのは
・必要な場所に十分な壁があるか。
・1階2階のバランスが取れているか。
・柱や梁等大切な木材に金物補強がされているか。
簡単には上記のことが大切になってきます。

問② 南側に窓が多く北側や東側に窓が少ない? 〇 or ×
問③ 建築図面等に金物を施工した表記ない?  〇 or ×

ポイント其の参:耐震リフォームと耐震診断

同じ築年数やメーカーで建てた住宅でも、立地条件やメンテナンスの履歴によって状態は大きく異なります。
したがって住宅に合わせた適切な耐震リフォームを行う必要がございます。
そこで大切なのが、耐震診断と耐震設計です。

耐震診断とは:耐震診断員(建築士)が現地調査と建物図面の確認を行い、住宅の耐震性を診断します。
耐震設計とは:壁量計算や構造計算を行い、住宅の耐震性を向上するための工事計画を作成します。

問④ 耐震診断やインスペクション(住宅診断)を受けたことがない 〇 or ×

耐震リフォームは自治体によっては補助金制度もございます。
私も過去に札幌市の耐震補助事業を使い耐震リフォームを行った事例がございます。
経験豊富なスタッフが多く在籍しており、お住まいに合わせた適切な工事をご提案させていただいておりますのでお気軽にお問合せください。

問⑤ 今のお住まいにまだまだ住み続けたい・大切な家を次の代に残していきたい? 〇 or ×

大切な家を次の代に残していきたい。   
長々と書き連ねてきましたが、家はご家族様の団欒や思い出を守る大切な場所です。

今後も長く安心したお住まいのため、問1~5の中で〇が多くついた方は少しご検討されてはいかがでしょうか?

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