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大田リノベーションスタジオ
2019-12-10

空き家について No.2

大岡山商店街は夕方になると、ワンちゃんのお散歩コースになっています。
小型犬がほとんどですが、たまに大型犬もお散歩しています。
人もワンコも楽しく行き交う大岡山商店街の中にある、大田リノベーションスタジオの松岡です。

空き家についての2回目です。

目次

  1. 空き家を放置しておいた時のデメリット
  2. 空き家のリフォームの必要性

1.空き家を放置しておいた時のデメリット

まず、トラブルを起こしやすい空き家について。

きちんと定期的に管理されていない空き家は、外から見てもわかります。
荒れ放題の庭や敷地の外にまで伸びた植木、歩けないほど伸びた雑草・・・
これらは人の出入りがないと見られます。
郵便受けポストに山のように投函されたチラシ等も空き家と判断されてしまいます。

<不法侵入>

人の家に入り込んで、中の物を盗んだり、勝手に住み着いたりすることもあります。
家財道具を破壊したり、飲食したものを放置したりと、好き勝手にされてしまいます。
タバコの不始末などによる火災になれば、ご近所への被害につながると、賠償問題が起きる可能性が考えられます。

空き家での重大な犯罪に使用されてしまう事も無いわけではありません。
万が一にもトラブルが発生してしまうと「 事故物件 」となり、賃貸用にも、売却用にもならない空き家になってしまいます。

不法侵入者は害虫、害獣も有ります。

ゴキブリ、シロアリ、ダニ、ノミ、スズメバチ等
ネコ、ネズミ、ハクビシン、アライグマ、蝙蝠等
人のいない住み心地の良い空き家は、繁殖に適した場所になってしまいます。

空き家になってしまった期間が長期になればなるほど、トラブルの原因が増え、修理を要してしまいます。

2.空き家のリフォームの必要性

空き家は思いのほか早く劣化が進みます。
外壁の傷みは家の構造にもダメージを与える事もあります。建物の資産価値にも影響を与えます。

< 外壁の劣化のサイン >
・ひび割れが出来ている。
・塗膜剝離がある。
・塗膜がボコボコしている。
・チョークのような粉が出てきている。
・カビが付いている。  等々・・・

家を風雨や紫外線から守ってくれている外壁。
外壁に塗装して保護しています。
外壁材はサイディングで20~40年程度、モルタル壁で20~40年程度、外部建具で20~40年程度が目安とされています。

上記のサインをチェックしてみて下さい。

これは空き家だけではなく、今お住まいの住宅にも当てはまりますので、観察してみてはいかがでしょうか。

< 屋根は家の寿命に関わる重要な所 >
普段あまり気にかけない所ですが、とても大切です。
太陽光、雨、風、雪・・・にさらされています。

屋根材の種類や地域の気象条件、日当たりなどにより劣化の状況は変わりますが、陶器瓦屋根で25~50年程度、化粧ストレート屋根で20~40年程度、銅板屋根で20~40年程度、が一般的な目安です。
20年近く手入れをしていない状態の場合は、一度診断を受けることをお勧め致します。

※外観があまりにも酷く損なわれていると「特定空き家等」に指定されて、行政の指導があったり、固定資産税が高額になることもあります。

空き家のままに放置していて、何も良いことはありません。

・窓を開けて風を通す、庭の手入れをする
・ポストを空にしておく、家の周りを確認するなど

重大トラブルにならないように、注意を払っておくことが大切です。

長くなりましたが、マメに手入れをされることが何よりも重要です。
大切な資産です。価値を失くしてしまわないようにして下さい。


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