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大田リノベーションスタジオ
2020-02-02

大田リノベーションスタジオ~ヒートショックについて~

東京は3月の気温とか・・・でも、
来週にはまた真冬の寒さに戻るそうです。

本来の気温になるのですが、気温の差に
ついていけないと、嘆いている
大田リノベーションスタジオの松岡です。

どうか皆さんもお体ご自愛下さい。

冬場の特に寒い日には、何よりも
温かい入浴タイムは最高ですね。

でも、冬場の入浴事故には「 温度差 」が
引き起こす『 ヒートショック 』の影響が
大きいと言われています。

目次

  1. ヒートショックって何?
  2. ヒートショックの起きやすい場所
  3. ヒートショック対策

1.ヒートショックって何?

「ヒートショック」ってご存知ですか?
聞いたことはあるけど、詳しくは知らない、
漠然とした感じだけは知っている・・など

『 ヒートショックとは、暖かい部屋から
寒い部屋への移動など、温度の急な変化が
体に与えるショック 』

住環境における急激な温度変化によって
血圧が乱高下したり、脈拍が変動する現象の
事を言います。

急激な温度差は体に与える影響が大きく、
血圧の急上昇は高血圧症や糖尿病、
脂質異常症などが、進行した高齢者では、
血圧の上昇による心筋梗塞、致命的な不整脈、
脳梗塞、脳出血などを引き起こしやすく
なっています。
血圧が低下することで、めまいやふらつきが起き、
転倒や溺死と言う事を引き起こす事もあります。

2.ヒートショックの起きやすい場所

ヒートショックを起こしやすいのは、特に
冬場の冷え込んだトイレ、洗面室、浴室、廊下など
極端な温度差がある場所です。

【 注意したいポイント 】

環境的な要因
◉リビングや寝室とトイレが離れている。
◉暖かいリビングと廊下の温度差が大きい。
◉浴室、脱衣所、トイレが冬場は特に寒い。
◉浴室に窓があり、タイル張りで寒い。

身体的・生活習慣的な要因
◉持病のある。
◉心臓病や脳疾患の病歴のある。
◉飲酒直後や食事直後に入浴する。
◉薬服用直後に入浴する。
◉一番風呂に入る・深夜に入浴する。
◉熱い湯(42℃以上)に、首まで長くつかる。
◉夜間に頻繫にトイレに行く。
◉寝室から寒い廊下、トイレがある。
◉便秘等で排便時いきみすぎる。
◉ご高齢の方。

3.ヒートショック対策

◎住宅内の移動時に急な温度変化の影響を防ぐために
住宅内の温度差を小さくする事が大切です。

・高断熱、高気密住宅
家の構造自体を保温性の高いものして、
外気温影響を受けにくくする事が一番です。

・脱衣所や浴室、トイレへの断熱改修や
暖房器具の設置
暖房器具設置の場合は場所の取らないトイレ用や
感電事故にならない浴室専用の器具を選びましょう。

・食事や飲酒は入浴後から一時間空けてからにする
人の体温が一番安定するのは、16時~19時と
いわれており、その時間帯に入浴するのが良いと
思われます。


   
・手摺の設置
万が一の場合でも、つかまって転倒を防げます。
なるべく、急に立ち上がらないように気を付けて
下さい。

・声を掛け合う
家族に一声かけるだけでも、お互いが気を  
付けることに繋がります。

他にも気を付けたいことは多々ございますが、
何よりも、急激な温度差には気を付けて下さい。

住宅全体に断熱改修をお勧め致します。
ヒートショック防止だけではなく、
快適に生活でき、光熱費等の軽減にも繋がります。

ご高齢の親御さんがご心配の方や持病のお持ちの方、
大田リノベーションスタジオまで、
お気軽にお問い合わせください。

創業39年:全国31拠点で
62,941軒のリフォーム実績
㈱土屋ホームトピア 大田リノベーションスタジオ
〒145-0062
東京都大田区北千束1丁目42-3ブルクテラス大岡山1階
TEL:03-6459-5310
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