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菊地英也社長ブログ
2020-11-16

新社長塾7回目・会長講話1・・「経営者が心得ておく財務」財務戦略とカネ遣い

11/11にリアルで開催された新社長塾での会長講話を要約してお送りします
社長塾第7講会長講話( 土屋創業会長 )
経営者が心得ておく財務と社員教育の仕組み
財務戦略とカネ遣い1
今回は財務の問題ということで皆さん実践する中で理解していると思いますが
自身、創業時、借入0資金0銀行取引も出来なかった中から何故一人で上場会社2社をつくれたか
また今も借入0手形0自己資本比率50%を保っているかその考え方や仕組みをお話しします
しかし、これは業種によって違いがあり、借入した方が良い場合もある
高度成長期のように低金利の時は借入する、今政府の補助金もありますが
銀行は良い時は傘を貸し雨降ったら傘を取る。経営が厳しい時の返済は大変
コロナ禍の政府援助も凄いが回収を考えると今後コロナ特別税などが出されないことを願うが、経営者はこの辺も考えておくべき
資金・財務を見るには基本的には財務三表
キャッシュフロー計算書、損益計算書、貸借対照表
キャッシュフロー計算書は
資金繰りで今日会社が成り立つか成り立たないか、今日今月の支払いができるか
当グループは6ヶ月先行管理
6ヶ月先のキャッシュフローをチェックしている
それは注文住宅業界、受注から最終残金入金まで約6ヶ月後だから。
資金が続けば倒産することはない
次に損益計算書は会社の「通知箋(通知表)」
国語・算数の科目ように、様々な勘定科目で収入と経費を見る、1年間の成績
貸借対照表はいわゆる「人間ドック」
生まれてからの体の調子をみるように、会社の創業から今日までの全ての結果が現れている
根本の体質改善は貸借対照表、損益計算書ではない
今日の資金繰りだけ考えたら大変、経営者がやるべき改善は貸借対照表で行うこと
当グループは約4000人の株主、内土屋家1/3、その他大株主は社員持株会、取引業者持株会で社員と取引業者の会社にした
HD社長の息子始め副社長、事業会社3人の社長が代表を務め、貸借対照表上の判断は
5人が合意して進める仕組み
損益計算書はそれぞれの社長が判断している
私は取締役役会初め主な経営会議には一切出ておらず、営業・技術・商品開発・人事等関与していない
私は教育のみ、「創業者の思い」だけは担当して伝えている
(続)
リノリューションで人を幸せにする
土屋ホームトピア
https://www.hometopia.jp
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