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菊地英也社長ブログ
2021-03-11

「 津波てんでんこ 」・・・あの時を忘れない・・・

「 津波てんでんこ 」
津波が来たらまず逃げろ。まず自分の命を守るため高台に避難しろという意味だ
その後の地震の度に何度かこの言葉を送っている・・・
3・11あの日私は札幌の本社にいた・・・
まさか・・・映画ではないか、映画であって欲しい、
現実とは受け入れ難いTVの映像に目を疑った・・・
あの日から2週間ほど経ってやっと現地に・・・東京から山形に飛び
仙台に入ってその異様な雰囲気、
被災地に行って、言葉では言い表せない、まるで戦場のような風景に、
体が震えた・・・
そんな中、社員皆んなは必死にお客様の対応に駆けずり回ってくれていた
特に福島の社員はほっかぶりをして、マスクして・・・
放射能から身を守りながらも、鳴り響くお客様からの電話に対応し
ブルーシートを手にお客様の屋根の補修や改善に走り回ってくれていたのだ・・・
自らの命を顧みず・・・
あの日の社員の命懸けの対応を忘れない
何日かしてやっと繋がったテレビ会議・・・現地を繋いだ・・・
東北の各支店からの一人ひとりの声・・・最初は気丈に報告していた社員たち
しかし途中から堰を切ったように泣き出した・・・
「 現実は大変です・・・ 」、
「 タンクローリーが福島と言う文字を見たら帰っていく・・・ 」
「何もないから、野菜も放射能がついているかもしれないけど、
我慢して食べなければ・・・と泣き崩れたその場面を忘れない
そしてそれを見た他の全国の社員たちが、東北の社員たちのために
できる限りの援助を送り、自分たちが東北の分まで頑張らなければと
全社員パートさんが一つになり仕事に燃え、跳ね返すような業績を挙げてくれたことを
忘れない・・・
乗り越えられない試練はない・・・その優しさと底力を私は信じている
( まだまだ、悲しみの中にある方々に哀悼の意を表します。
また復興が進みますことを心からお祈り致します )
RE-SOLUTIONで人を幸せにする
土屋ホームトピア
https://www.hometopia.jp


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