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世田谷リノベーション支店
2024-04-13

押さえておきたい世田谷区での中古物件購入の4つのポイント

こんにちは。世田谷支店の和田です。

さて、今回は中古物件購入についての内容です。
新築の戸建てやマンションは無理でも中古物件なら手が届きそう。そう考える人たちが増えています。そこで、今回はリフォーム専門で30年以上の実績を誇る土屋ホームトピアが考える「中古物件購入時の覚えておきたい4つのポイント」についてご紹介します。

目次

  1. 中古物件をめぐるトレンドの変化
  2. 中古物件購入のメリットとは?
  3. 知らないと損するデメリット
  4. 中古購入+リフォーム(リノベーション)で確認すべきこと

1.中古物件をめぐるトレンドの変化

中古物件をめぐる状況が移り変わっています。
好条件の空き地がなかなか見つからないことから、中古物件の販売が好調です。恵まれた環境にある中古の一戸建て・マンションを購入してこだわりのリフォームを行い、自分たちのライフスタイルにフィットする住まいに一新するのがトレンドというわけです。

以前の日本は、古い建物を壊して新築物件を建てる“スクラップ&ビルド”が主流でした。ところが、少子高齢化が進んで今後は住居ニーズの減少が予想されることから、無理して新しい物件を建てるより、今ある建物を有効活用しようという気運が高まってきました。この流れをキャッチしているのが中古物件市場なのです。

2.中古物件購入のメリットとは?

中古物件購入のメリットは何でしょう。
第一に挙げられるのはコストです。
日本の場合、新築物件といえども住む人が入居した瞬間から価格(資産価値)の下落がはじまります。築20年前後の物件はお手ごろ価格で購入できます。
中古物件の購入は、その後のリフォームとセットで考えるのが理想的です。リフォームではつい見た目を重視しがちですが、ホテルライクな室内に刷新しても、暑さ寒さを克服できないようでは嫌気がさすもの。各空間(部屋)によって室温が一定にならない場合、特にご高齢の方の健康面に不安が生じる可能性があります。

そこで、購入後のリフォームでは断熱性や耐震性といった住宅性能にも費用をまわすのがオススメです。
ハイクオリティな住宅性能を備えた住まいでは、季節を問わず、快適な暮らしを満喫できます。
ご家族が安心・安全に暮らすことのできる住まいこそ、ターゲットにすべきなのです。なお、マンションでは、断熱性を高められないと思われている方が多いようですが、インナーサッシや室内側からの断熱施工で、夏は涼しく冬はポカポカと心地よい住空間を実現できます。

(左)インナーサッシ施工前(9.3度)    (右)インナーサッシ施工後(17.9度)

ちなみに写真は、インナーサッシ施工前と施工後の温度変化の様子です。マンションでも手軽に断熱施工が可能です。

3.知らないと損するデメリット

老朽化して断熱材が落ちてしまっている床下

好立地だからと購入した物件の構造に大きな欠陥があり、修復に大きな金額を要したという施主様がいました。また、間取りの変更を考えていたのに、構造上取り壊せない壁や柱があり、理想の住空間が実現しなかった、という話も耳にします。
では、リフォーム済みの中古物件はどうでしょう。
不動産業者からすると、老朽化した中古物件を仲介するよりもリフォーム済み案件をお勧めしたほうがお客様の反応がよく、仲介・売買の話を進めやすいのです。

ところが、購入した物件には構造上の欠陥があり、断熱性能に関してもまったくの手つかずだったというケースがありました。
見た目だけきれいにして「リノベーション物件」として売り出されたケースです。
中古物件を取り扱う会社のすべてが悪いわけではありません。理想的な物件にめぐり合い、購入後に
こだわりのリフォームを実現して快適な日常を過ごしているご家族はたくさんいます。
ですが、よい物件にめぐり合うには、購入前に、リフォーム会社に相談して中古物件を一緒に見学してプロの意見を聞いたり、建物診断を購入条件に入れるなど、買い手にもそれなりの知識や対応策が求められます。

4.中古購入+リフォーム(リノベーション)で確認すべきこと

購入した中古戸建てを、和モダンな住空間に一新した事例

ポイント3の最後でも触れましたが、中古物件購入時に大切なことは、建物調査をしっかり行うことです。
立地や間取りといった条件も大切ですが、ぱっと見では分からない部分の住宅性能を確認するのはとても大切です。
そこで、利用していただきたいのが当社でも行っているホームインスペクション(建物診断)です。
機械測定を含んだこの診断に基づいて断熱や結露対策、耐震対策をしっかり行うことが、ご家族の安心・安全につながります。

次に大切になるのはリフォームプランの立案です。現状での要望に加えて、10~20年後のことまで
含めて考えておくと、その後のリフォームやメンテナンス費が安く済みます。お子様の独立や結婚、あるいは親の介護など、10~20年後は現状から大きく変化していることでしょう。
そうしたさまざまな状況を想定しておくことが大切なのです。
しかし、性能面や将来的なことまで想定してプランを考えると、「予算的に厳しい」という場合は、今やるべきこと、これからやったほうがよいことをリスト化して優先順位をつけるとよいかと思います。
すべてのリフォームを実現したいが、トータル金額は低く抑えたいといった要望を出すと、表面だけのリフォームになってしまい、住宅性能が向上しません。
そうなると、室内の寒さや結露を解決できず、リフォーム後さらにリフォームを依頼するといった事態が生じます。優先順位の低いご要望は、予算の都合がついた時点で実行するくらいに考えておくとよいでしょう。

リフォームを前提とした中古物件のご購入をお考えの方は、ぜひご相談ください。専門家の立場から、さまざまなアドバイスをさせていただきます。
立地条件や見た目のよさにとらわれず、住宅性能まで含めたトータルバランスで物件をしっかりチェックし、永く安心して暮らせる住まいを手に入れましょう。

土屋ホームトピア世田谷支店は、田園都市線「用賀」駅徒歩3分。カフェのような雰囲気でご相談いただけます。

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定休日火曜日・水曜日
TEL:03-3707-5422

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