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世田谷リノベーション支店
2023-12-11

憧れとこだわりをカタチに!~ステンドグラス作家が叶えた大人世代の快適フルリノベーション~ Vol.3

第3話:フルリフォームを決めた意外な決め手とは?

土屋ホームトピアとの出会いと予想通りの見積りに思わず・・・

そんな時に出会ったのが土屋ホームトピアです。
土屋ホームトピアの存在は「土屋グループ銀座ショールーム」で友人の展示会を観に行く機会があり知りました。

どうやら北海道での厳しい環境のリフォームから始まり、独自の耐震・断熱技術や提案力、施工技術、デザイン力、安心のアフターサービスで定評があるそうです。

そこで、今の自分の状況を相談し、試しにリフォームの見積もりを取ることにしました

そしてせっかくの機会なので、ありったけの要望をぶつけてみました。

今回のリフォームの最大の目的は、掃除がしやすく、片付けやすい部屋で自分の時間を作りやすく、癒される空間でした。

 ・玄関と廊下は暗くて収納が少ないので収納のある光が差し込む玄関にしたい・・・

 ・倉庫代わりで物置部屋と化している洋室を何とかしたい・・・

 ・浴室と脱衣室は収納も含めて素敵にお手入れをしやすくしてほしい・・・

 ・洗面台も今となっては古くて狭い・・・

 ・トイレは窓が無く狭い。閉塞的な空間を変えたい・・・

 ・寝室は引き戸にしてテレビを見たいし、エアコンの位置も変えてほしい・・・

 ・タンス部屋になっている洋室は日当たりが良いのに窓の風景を活かせていない・・・

 ・リビングにつながる和室は友人が泊まる空間になっているが和室でなくても良い・・・

 ・キッチンはできれば東に移動してオープンにしたい。自分だけ奥に入る感覚が嫌・・・

 ・リビングは人が集まる割に狭く解放感が無い。全体で共有する空気感を作りたい・・・

さらに相見積もりを取っていいかと尋ねました。

担当の営業さんは快く了承してくれたため、大手のハウスメーカーに同じような要望を出し見積を取りました。

実際に見積もりを見て感じたことはどのハウスメーカーも似たりよったりだと思いました。

ただ土屋ホームトピアさんの見積もりは『少しだけ』高かったです 。

見積りには見えない想定外の一言にハッとする・・・

「そうですよね・・・」

内心「やっぱり土屋さんは『高い』と噂で聞いていたがやはり・・・」と思った時に

営業さんの言葉に思わずハッとしました。

うちには『お抱えの大工さん』がいるんですよ・・・

『何ですって⁉」と、正直びっくりしました。

土屋さんは下請けの工務店に施工をお願いをしないんだ・・・

 実は自分のリフォームをお願いする時に、一番気になっていたことが、まさにこのことだったのです。

リフォーム会社の常識という『壁』

 通常、大手のリフォーム会社に『お抱えの大工さんがいる』ことは大変珍しいです。

 なぜなら専用の大工さんを抱えることは施工コスト全体に影響し、それだけで値段が上がることを意味するからです。

多くのリフォーム会社はコストや施工時の効率性を優先し『あらかじめ決まった規格サイズ』で図面を起こし、お客様が要望する機能を果たすようにはめ込み、施工コスト内でできる工務店へ下請け発注します。

そのため、大手のリフォームは施工を仕事として外部発注することになり、決まったことしか大工さんにお願いできないのはもちろん、大工さんも『頼まれたこと以外』をやる事は少ないのです。

 例えば契約して施行開始後に収納のアイデアを思いつき『ここに棚を作って欲しい』と頼んでも、対応できる規格の棚がなければ作ってくれないのが通常です。仮に近いものがあったとしても、規格物の棚で対応するため、追加料金の割には『微妙に気持ちの悪い隙間』が空いてしまったりするのです。

つまり、顧客の細かい望みを反映するのが難しいのです。

私が当初、融通の利く地元の工務店にリフォームをお願いしようとしたのは、以前インテリアのカラーコーディネートの仕事で経験してきた、リフォームの施行現場の現実を知っているからなんです。

私は考えました・・・

もう我慢したくないと思ってフルリフォームまでして、思い切った金額を払った結果、

その後一生涯『違和感がある仕上がり』をまた我慢して暮らすってあり得るのか⁉

それって『違和感ありまくり間取り』で我慢している今の状態と何ら変わらない・・・

それだけは絶対に避けたい・・・

さらに営業さんがさらりと

うちは、大工を育てているから、大工が責任持ってやります。

というではありませんか

その言葉は、私にとっては神の救いにも似たセリフでした。

リフォームの施工は想定外の連続

これは実際に工事を初めてからわかる事が多いのですが、設計企画段階でできると思っていたことが想定外に上手くいかないケースがあるのです。

これは実際に壁を壊したりして建築内部を見てみないと分からないものです。

持ち主の私たちですら、分譲マンション購入時に部屋の天井や壁の中身がどうなっているかなんて知るよしもありません。

つまり大切なのは、その時『施工を担当している現場の人』がその場でどう対応できるか?という柔軟性や対応力こそがリフォーム会社としての本当の質が問われる瞬間なのです。

そのために必要なのはリフォーム会社としっかり連携した大工さんがいるかどうかが問題。お抱えの信頼できる大工さんなら、設計や依頼主の細かい要望をシッカリ理解してくれているし、仮に想定外の事態でも大工さんが責任を持ってしっかり対応してくれる。

通常のリフォーム会社は残念ながら色々なイレギュラー対応はできない、だからお抱えの大工さんがいないと、どうしても決まった規格通りのものでリフォームせざるを得ないのです。下手をすると、業者さん間同士の考え方の違いで、情報引継ぎ時に要望がねじ曲がってしまう可能性だってあります。いわゆる『言った言わない』のトラブルです。

リフォーム会社のお抱えの信頼できる棟梁のもとで責任をもってコツコツ作ってくれるという事は、見積金額からは絶対に見えないけど、理想の住まいづくりに大切な要素なのです。

特に今回は、施工範囲も広く、細かい要望も多いマンションのフルリフォーム、半端な施工技術では立ち行きません。

 番町教会で担当したステンドグラスの制作においても、ステンドグラスをデザインし作品として作り上げる作家と実際にそれを建物に備え付ける現場の人との連携があって初めて実現します。

うちには『お抱えの大工さん』がいるんですよ・・・

うちは『大工を育てているから』大工が責任持ってやります。

この言葉から、ステンドグラスの制作の様に、自分の住まいづくりにたずさわる全ての目に見える人達と共に繋がりを感じながらみんなで自分の理想を作り上げていけるイメージが湧いてきました。

『こんな風にならないか?』という細かな微調整や注文にも対応してくれるという安心感。

自分がフルリフォームに求めていたのはこの感覚だったんだと確信しました。

こうして見積もりはちょっと高いけれども、自分の理想の住まいを安心してこの人たちにお任せできると考え、土屋ホームトピアにフルリフォームをお願いすることに決めました。

第2話はこちらから

第1話はこちらから

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