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世田谷リノベーション支店
2023-12-19

マンションリフォームの床材選びで失敗しない方法!フローリング?クッションフロア?それともカーペット?

こんにちは世田谷支店の會田です。
今回は「マンションリフォームの床材選びで失敗しない方法! 」についてお話させて頂きますので参考にしていただければと思います!

1.マンションの床リフォーム前に確認すること

まず、マンションの床リフォームで1番注意をしなくてはいけないのが防音対策となります!
そう思いますよね。
そのため、マンションの管理組合では、防音基準(遮音等級)が定められています。
あなたがリフォームをしたいマンションには、どの様な「防音基準(遮音等級) 」が、定められているのか、事前に確認して下さいね。

防音基準(遮音等級)についてこちらの表で説明しますね。(一般的に求められる基準値)

防音基準を遮音等級として床の音の伝わり方を示します。

LH(重量衝撃音。人の足音など)とLL(軽量衝撃音。スプーンなどを落とした時の音)の2種類があります。
L値は、その区別なく、両方を総合して評価した値となります。
そして、いずれも数字が小さいほど遮音性能が高い、という事になります。
そして、一般的には、L45以上になるようにするのがお薦めとなります。

2. マンションの床リフォームでよく使われる床材

マンションの床リフォームでよく使われる床材は、大きく分けると3種類、
①フローリング
②クッションフロア
③カーペット
となります。

1番目に、最近のマンションで1番多い床材【フローリング】から、お話します!

一般的に木製または木製の様に見える床材を総称して、フローリングと呼んでいますが、実際には、2種類あるので、お話しますね。
Ⅰは「無垢(単層)フローリング」となります。
実際のリフォーム現場では、この無垢材100%の「無垢(単層)フローリング」を「フローリング」と言います。

Ⅱは、 「複合フローリング」となります。
そして、現在、新築マンションでよく見かけるのは、こちらとなります。

集積材や合板に、表面加工処理をされた材料を貼り合わせて作られています。
それでは、もう少し詳しくお話しますね。
Ⅰ「無垢(単層)フローリング」は一枚板からできています。
昔は、「無垢フローリング」に、遮音性能がついていないため、遮音シートを貼るなどの下処理が必要でしたが、
最近は、L45などの遮音性能がついている商品もあるので、マンションリフォームでも、使いやすくなりましたし、素材も、オーク、ナラ、タモ、ウォールナット、杉、ヒノキ、桐、クリ、ローズウッドなど、多数あり、お好みの素材から選べる為、お薦めの床材となります。

次の、「複合フローリング」は、合板などの基材(きざい)に化粧材を貼り合わせてできています。
そして、防音性、傷に強い、抗菌効果、耐水性などの機能性が高い、多種多様なラインナップがあります。

まず化粧材は3種類あります。
①挽き板(ひきいた)は2mm以上の厚みのある木の板を、表面に貼って、仕上げる板で、無垢材のような質感があります。
②突き板(つきいた)は木材を0.2ー0.6mmに薄くスライスした、板材を貼って、仕上げた板となります。
③化粧材は木目柄などをプリントしたシートを、表面に貼って、仕上げた板で、プリント技術の発達により、本物の木質のような色合いや、手触り感があります。
そして、機能としては
・キャスター、車いす、椅子などを引いた時に、傷が付きにくい
・変色しにくい
・耐水性がある
・床暖房対応可
・抗菌 などがあります

2番目は、【クッションフロア】です。
ビニール製でクッション性のある、シート状床材となります。

構造は3構造で、
①裏打ち材に、不織布(ふしょくふ)やビニール層、
②中間に、発泡層、
③表面に、透明ビニール など を、張り合わせて仕上げています。
最近の特徴は、
・凹凸をつけた木目調や、石目調など本物と見間違う位の商品も増え人気。
・遮音性能がある製品が増えてきたのでマンションリフォームで使用しやすい。
・防水効果があり、水回りで使う場合が多い。 となります。

3番目は【カーペット】です。
羊毛、綿、麻など繊維を織って作る敷物となります。
昔は全面絨毯(じゅうたん)張りの部屋が多く、「ダニの温床になっているのではないか」と言われ、全面張りは、減ってしまいましたが、近年の研究結果では、アレルギーの原因とされる、ダニアレルゲンを含む、ハウスダストの舞い上がりを抑制する効果があると、見直されています。
しかも、カーペットの性能も上がっており、タイル型や抗菌、防ダニ加工など、多種多様な商品があるため、利用しやすくなっています。

床材のサンプルはどちらのタイプもサンプルは小さいです。
実際、床にひき詰めると広い面積となりますので、全体にひき詰めたら、どんな雰囲気になるかをイメージして、
・自分が思っている雰囲気と合っているか、
・暗すぎないか、
・明るすぎないか、
・自分が使用したい照明に、反射し過ぎないか、
・自分が使用する予定の家具と、合っているか
なども考えて、決めて下さいね!

3. 「床材の選定」お薦めポイント

最近の床材は、色・デザイン・性能と、とにかく種類が豊富ですし、どちらも、メリット・デメリットがあり、どれにするのか決めるのは、難しいですよね。
あなたも、悩んでいらっしゃるなら次の4つのお薦めポイントを、参考にして下さい。

・お薦めポイント1:
 手触り、香り、自然素材にこだわりたい方は⇒ 無垢フローリング 

・お薦めポイント2:
 木の感触は捨てがたいけれど、手入れが簡単・高性能がいい方は⇒ 複合フローリング

・お薦めポイント3:
 なるべくコストは抑えて、高性能がいい方は⇒ クッションフロア

・お薦めポイント4:
 やはり、カーペットの肌触りは外せない方は⇒ カーペット
となります。

4. あなたの希望を叶えるためのポイント

床材は、多種多様にあるとお伝えしてきましたが、これだけ種類が多いため、あなたのご希望をリフォーム会社へ伝えるのは、とても難しいかもしれません。
次の、希望を叶えるための3つのポイントも参考にして下さい。

・希望を叶えるためのポイント1:WEBや雑誌など、あなたの理想のお部屋のイメージに近い写真を事前に集めておいて、その写真を見せながらリフォーム業者に相談して下さい。

・希望を叶えるためのポイント2:どうしても使いたい商品が決まっている場合は、契約前にその商品を取り扱えるかどうかを確認して下さいね。理由は、リフォーム会社によっては、無垢フローリングは扱わない、このブランドの商品は、取り扱えない、など制約がある場合もあるからです。

・希望を叶えるためのポイント3:床材のサンプルサイズを見ただけでは部屋全体のイメージ、感触、においなど、想像するのは難しいですよね。その場合は、完成現地見学会などがあるかを聞いてみて、見学会に足を運んで実際に確認してみて下さいね。

ここで私がお勧めするマンションの床材を1つご紹介させていただきます。
こちらの商品は、現在の床材の上に上貼りする商品なのでマンションの管理規約でクリア―出来ている場合に限りますのでご了承ください。
そして、こちらの商品は、 樹脂系フローリングで4.5mmの厚さで、革新的な表面保護技術のチタンVにより、傷、水、汚れ、摩擦に強く、 土足でも使えるのが特徴です。

あなたが生活の中でお困りの事をリフォームの専門家に話しながらより素敵なリフォームをして頂ければ嬉しいです!

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