【施工レポート】函館・茶房菊泉|大正建築を未来へつなぐ伝統的建造物リフォーム事例
【北海道/函館支店】
こんにちは。
土屋ホームトピア 函館支店の小林です。
いつもスタッフブログをご覧いただき、ありがとうございます。
今回は、弊社がリフォームを手掛けさせていただいた、函館・西部地区に佇む歴史的建築物「茶房菊泉」さまをご紹介いたします。

■ 大正時代から受け継がれる、函館の記憶
茶房菊泉さまの建物は、函館市末広町で酒問屋を営んでいた「菊泉堂本店」の別邸として、1921年(大正10年)に建築されました。
1990年(平成2年)には、函館市伝統的建造物に指定されています。
現在は、当時の趣を色濃く残す**「伝統的建築物カフェ」**として親しまれており、 その雰囲気の良さから、テレビの撮影なども行われています。
また、アニメ『ラブライブ!サンシャイン!! 函館編』のロケ地としても知られ、全国からファンや観光客が足を運ぶ人気スポットです。
■ 歴史を守り、快適性を高めたリフォーム(2024・2025年)
弊社が手掛けたリフォームは、2024年11月および2025年11月の2期に分けて実施しました。

まず前回のリフォームでは、伝統的建造物としての価値を大切にしながら、
- 腐食・風化部分の交換
- 建築設備の更新
- 函館の気候に欠かせない防寒対策
を中心に施工しています。
構造面では、屋根を支える小屋組み、床を支える床組みを入れ替え、建物の安全性と耐久性を向上させました。

さらに防寒対策として、すべての客室に和室用格子入りLow-E複層ガラスの内窓を採用。
景観を損なわず、快適な室内環境を実現しています。
■ 使われていなかった空間を、新たな「客室」へ(2026年1月完成)
続いて、2026年1月に完成した今回のリフォームをご紹介します。
今回のご要望は、母屋の奥に位置する、かつて住居として使われていた空間の再生でした。
長い間使われることがなく、静かに時を重ねてきたお部屋。
「このまま眠らせておくのはもったいない」
そんなお施主様の想いから、リフォーム計画がスタートしました。
これまでの暮らしの記憶を大切にしながら、ご家族やお客様を心地よく迎えられる新たな客室として再生。
使われていなかった空間にもう一度役割を与え、“人が集い、くつろげる場所”へと生まれ変わりました。


■ 和と洋が溶け合う、函館らしい外観デザイン
外壁は、従来の和風下見板張りから、北欧テイストを感じさせる下見板張りへ変更。
函館西部地区に多く見られる**「疑洋風建築」**の雰囲気を再現できるよう、オーナー様と丁寧にイメージをすり合わせながら実現しました。


屋根は母屋と色味を合わせたアースグリーン、破風部分はホワイトベースの板金張りに。
耐久性・メンテナンス性にも配慮しつつ、建物全体の調和を大切にした仕上がりです。


■ 当社担当者とお店の従業員さまと
こちらは、函館支店担当・小林が、茶房菊泉の従業員さまからお店のことを伺っているひとコマ。
日々お店を支えていらっしゃるからこそ分かることや、大切にされている想いを丁寧にお聞きし、
リフォームの参考とさせていただきました。

■ 函館西部地区と「疑洋風建築」
函館西部地区には、旧ロシア領事館・旧イギリス領事館など、箱館開港をきっかけに多くの洋風建築が建てられました。
その影響で、**1階が和風・2階が洋風という「疑洋風建築」**が民家にも広がったといわれています。
今回のリフォームでは、その疑洋風建築の要素を1階部分に再現するかたちとなりました。

■ 函館を訪れたら、ぜひ体感してほしい建築です
函館へお越しの際は、ぜひ西部地区の街並みとともに、茶房菊泉さまの建物そのものの魅力を体感してみてください。
歴史ある建築が、「今」も人を迎え入れる場所として息づいています。
■ 想いをかたちに、これからも。
函館の建築と暮らしを未来へつなぐリフォーム事例を、今後も随時ご紹介してまいります。
土屋ホームトピアでは、お客様一人ひとりの想いに寄り添ったリフォームのご提案を行っております。
リフォームのご相談は、どうぞお気軽に弊社までお問い合わせください。
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詳しくは、土屋ホームトピアHPのイベント掲載ページよりご確認ください。
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(株)土屋ホームトピア 函館支店
http://www.hometopia.jp/branch/hakodate/
〒040-0084
函館市大川町1番21号
(JR五稜郭駅より車で5分の八幡通りの位置)
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