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札幌フルリノベーション事業部
2024-02-02

リノベーションをお考えの方必見!失敗事例から学ぶリノベーション成功の秘訣

こんにちは、土屋ホームトピア 札幌フルリノベーション事業部の須川朋章です。
札幌は雪まつりのシーズンになりましたね。雪まつりが終わると春が待ち遠しい時期となります。

今回は失敗事例から学ぶリノベーション成功の秘訣についてご紹介いたします。
リノベーション初心者の方にも、わかりやすく説明していきますので是非最後までご覧ください。

どこのリノベーション会社でも同じか?

それでは1つ目の、「どこでリノベーション会社でも同じか?」について説明していきますね。

まずは、リノベーション失敗事例をご紹介します。
親の家を相続した戸建住宅をネットで口コミがよかった近くの会社に頼んだところ、寒さや結露が解消されなくて失敗の工事になりました。

●失敗の原因として
実は、このリノベーション会社は、マンションのリフォーム工事が得意だったのですが、戸建住宅のリノベーションの経験が乏しく、戸建住宅の断熱や、気密、換気のノウハウがほとんどなかったため、失敗ともいえるリノベーション工事になってしまいました。

●失敗原因の解説
「どこの会社でリノベーションしても同じ」と思っている方が、とても多くいらっしゃいます。これは、家電などを買うのと同じ感覚なのかなと思います。どこで購入しても、ほとんど品質の違いがありません。

しかしリノベーションは、家電を買うのと違い、提案方法、デザイン、施工方法、職人さんの質も違います。工場生産ではなく職人さんの手作りなので、使い勝手や、品質、デザインなどに大きな差がでてしまいます。

●リノベーション成功の秘訣は、2つございます。
1つ目は、依頼しようとしている会社の事例を多く見ることです。

ホームページや口コミサイトなどで、マンションリフォームの事例が多いのか?戸建リフォームの事例が多いのか?などをチェックするようにしましょう。
他にも、水回りや、フルリフォーム、断熱リフォーム、耐震リフォームが得意なのかを確認して、ご自身がやりたいリノベーションをお任せできるかを事前にリサーチすることをおすすめします。

2つ目は、リフォーム会社の施工マニュアルを見せてもらうことです。よく、良い大工さんに工事をしてもらいたい!と考えるかと思いますが、

良い施工マニュアルがあるほうが、品質が底上げされ技術が均一になりやすいのが正直なところです。

金額の安さだけで判断しないこと

リノベーション会社を選定する際に、金額の安さだけで判断しない方が良いことについて説明させていただきます。

まずは、失敗事例からになります。
リビングと和室をつなげて広いリビングにする リノベーションを3社に見積り依頼をして一番安いところでお願いしたところ、元和室部分が、いかにもリノベーションしたとわかるような見た目になり、床鳴りもして不満が残る工事となってしまいました。

●失敗の原因
和室の壁や天井は綺麗になりましたが、金額が安いということで、下地はそのままの状態で表面だけの工事のため枠や柱などは古いままになっていたのだそうです。

●失敗原因の解説
和室と洋室は下地の幅が違います。
和室の床の下地は約45㎝で洋室は約30㎝です。しかし今回の工事では、洋室にしたのに和室の45cmの下地の上にフロアを貼ったため、下地のたわみが発生し床鳴りがおこるのです。壁、天井も平面部分のみ綺麗になり、枠や柱などがそのままのため、さらに古い枠が目立つことになりました。

今回は和室から洋室のリノベーション事例ですが、洋室から洋室へのリノベーションの場合も、金額が安い場合は、コンセント、スイッチ、廻り縁、巾木、換気口が前のままの可能性があります。壁紙が新しくなると、古く黄ばんだコンセントやスイッチ部分が気になるようになります。

●リノベーション成功の秘訣
2つ目のリノベーション成功の秘訣は、金額の安さだけで判断しないこと。になります。
先ほどの解説のように、金額の安いところで頼んだのに、工事が始まってから、コンセント追加、巾木取り換え追加などでトラブルになることもあります。
対策の①は、見積項目についてわからない項目は必ず確認する。

対策の2つ目は、どこからの工事でなぜその工事が必要かを確認する。建物は4段階の工事で、どこから工事するかで金額が大きく変わってきます。 この表の内容をご参考にしていただければ思います。

デメリットも伝えてくれる担当を選ぶこと

3つ目は、デメリットも伝えてくれる担当を選ぶことです。
多くのリノベーション担当者は、他のリフォーム会社に勝ちたいと思う心理が働き、メリットを強調して説明する場合があります。デメリットを話してくれる担当こそ選ぶべき担当者なのです。

まずは、失敗事例からになります。
この外壁材は高耐久の加工をされていて20年ぐらい
塗装は必要ありませんと言われたのに、リノベーション後11年程度で外壁から雨漏れがしてきたと当社に相談がありました。

●失敗の原因として
この外壁材は、確かに20年近く塗装しなくても良い外壁材ですが、外壁のジョイント部分や窓周りのコーキングは10年前後でコーキングの打ち替えが必要な商品でした。ジョイントや窓周りのコーキングが劣化しての外壁からの雨漏れとなります。

●失敗原因の解説
今回のケースのように商品のメリットのみを強調して、デメリットやお手入れ方法を説明していないケースも多くあります、これはリノベーションの担当者だけではなく、新築の担当者も多い事例となります。

●リノベーション成功の秘訣
リノベーションの秘訣はデメリットも伝えてくれる担当を選ぶことになります。
具体的な対策の1つ目は商品説明の時に、デメリットは何ですか?
お手入れ方法を教えてくれますか?と質問して正直に答えてくれているかどうか表情をしっかり見るようにしてください。

具体的な対策の2つ目はお引き渡し時に「商品の取り扱い説明をしていますか?」と契約前に確認するようにしてください。

業者に任せっきりにしないこと

4つ目は、「業者に任せっきりにしないこと」について説明していきますね。

失敗事例からご紹介。
ご商談時からとても信頼できる担当者だったので、工事中は仮住まいして担当者にすべて任せて工事をお願いしたら、イメージと違った仕上がりになり不満足な工事になった。という事例です。

●失敗の原因
どんなに信頼できる方でも、人は失敗や忘れてしまうこともあります。担当者が完璧に職人さんに伝えていたとしても、職人さんもうっかりミスなどどこか失敗や忘れていることが発生します。
また、床材の色合いや素材も担当者にお任せしている場合は、担当者の好みとお客様の好みは違う場合もあります。つまり100%は無いと思うことが大事です。

●失敗原因の解説
リノベーションは専門用語が多いので、わからないことは信頼できる担当者にお任せしたいというお客様心理はご理解できます。しかし、先ほど説明のとおりリフォーム会社の担当者も商品メーカーの担当者も職人さんも人間なので忘れたり、ミスしたりすることがあると認識しておきましょう。

●リノベーション成功の秘訣
「業者に任せっきりにしないこと」についての具体的な対策の1つ目は、お客様、リノベーション担当者、職人さんで、工事中の立ち合いを3回以上は実施することになります。

①解体時 ②大工さん工事中間~終盤 ③終盤の仕上げ工事のときに立ち合いを行う。遠方で立ち合いができないときでも、オンラインで実施するようにしてください。

具体的な対策の2つ目は2日~3日に1度は、写真を含めての作業報告をもらうようにしましょう。

打ち合わせ事項や約束は記録として残しておくこと

最後5つ目は、「打ち合わせ事項や約束は記録として残しておくこと」について説明していきますね。

まずは、失敗事例からになります。
フルリノベーションをお願いして、和室の引き戸が重いこととトレイのドアの鍵が調子悪いことを契約前に伝えたら、リノベーションの担当者が「建具屋さん入ったときにサービスで直しますね」と言っていたのですが、結局直してもらえなかったそうです。

●失敗の原因として
フルリノベーション工事は、とても多くのことを打ち合わせで決めなくてはならないので記録していないと、言った言わないの問題になります。

●失敗原因の解説
お客様も3社に見積をお願いした場合は、先ほどのようなサービス工事を全業者に依頼していたのか?の記録をする。リフォーム業者側も数件のお客様と打ち合わせしているので記録を残していないと今回のような問題になることもあります。また今回のようなサービス工事は、本来の工事内容を間違いなく完成すべく多岐にわたる準備や打合せ、確認業務があり、サービス工事については優先順位が高くなくなってしまう事も要因です。

●リノベーション成功の秘訣
「打ち合わせ事項や約束は記録として残しておくこと」の具体的な対策としては、1つ目は、 サービス工事を含めて図面、見積、仕上げ表に記録しておくことです。
ご商談中はその図面、書類に年月日を追記して双方で確認しましょう。

2つ目の対策は、デジタルでも記録を残す。
メールやSNSのチャット、リフォーム会社の管理ソフト、タスクシートなど、この中でどれか1つにして管理するようにしてください。メッセージ内容は、できるだけ箇条書きで番号を振るようにしてください。

——例——
●●さま
本日は、お忙しいところ
ご来店での打ち合わせありがとうございました。
【2024年2月5日打ち合わせ内容】
①和室の引き戸が重い部分 建具調整サービス
②トイレの鍵 不具合調整サービス
③リビングクロス A12345 に決定
④お風呂の換気扇 暖房乾燥機付きに(追加)
⑤工事中は向かいの公園には駐車しない。
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今回は、リノベーション成功の秘訣を5つご紹介しましたがいかがでしたか?
皆さんのリノベーションの参考にしていただければと思います。
それでは、今回のまとめです。
札幌のフルリノベーション初心者必見!
失敗事例から学ぶリノベーション成功の秘訣

1:どこでリノベーションしても同じと思わないこと
2:金額の安さだけで判断しないこと
3:デメリットも伝えてくれる担当を選ぶこと
4:業者に任せっきりにしないこと
5:打ち合わせ事項や約束は記録として残しておくこと

以上、
リノベーション成功の秘訣についてでした。
皆様がリノベーションする時にお声がけいただけたら嬉しいです!
最後まで読んでいただきありがとうございました。


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