2016-09-30
お手入れ通信 ~スライド丁番編~
こんにちは。元大工の安住です。
お住まいのことでちょっと不便になったことも、直す方法が分わからずにそのままにしている。そんなこともあるかと思います。
そんな時に、少しでも役に立てばと思い調整の方法や、直し方など今後ご紹介していこうと思います。
今回は「スライド丁番」です!
スライド丁番は主に、キッチンや下駄箱の扉などに使用されています。
スライド丁番の調整は、ドライバー1本で簡単に出来ます。
同じ丁番がない場合でも、若干形状が異なってもよければ(ビス止め箇所など)、交換は可能です。
スライド丁番の調整
早速、ここからはスライド丁番を調整する際の手順をご紹介します。
※キッチンの吊り戸や下駄箱の上の扉など、高いところに取り付けられているスライド丁番の調整の際は、脚立などが必要になりますので、十分に注意して作業を行ってください。
◆調整手順
◆調整箇所
スライド丁番交換の場合
交換する場合、同じ丁番が無くて違うものを使用する際には、ビス穴の位置が微妙に異なったりするので注意してください。
また、下記の様に扉の『かぶさり』の違いで、形状も変わりますので確認が必要です。
ちなみに、付属のビス以外の使用は厳禁です。
なぜなら、少しでも長いビスを使用すると、ビスが表に出てしまう可能性があるためです。
きちんと扉が戻らない等の症状も、ダンパーが壊れている可能性があるため交換が必要になります。
※交換はあくまで応急処置と考えてください。スライド丁番については、ホームセンターなどで売っており、扉1枚に上下2ヶ所なら2ヶ所とも交換が必要になります。1ヶ所だけ交換すると、ゆがみやスムーズに開閉出来なくなる可能性があります。
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