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札幌本店
2020-02-28

札幌でリフォーム:リフォームと建て替えの境界線

こんにちは!
少しずつ春が近づいてきて
シアトルマリナーズの応援に
行く日を楽しみにしている
アメリカ在住社員の田村芽依です。
私が札幌にいた頃、
お客様から受けるリフォームの相談の中に
築年数が経っているけどまだリフォームできる?
建て替えが必要?と聞かれることがあります。

平成に入った頃の耐久年数は本州で30年
北海道内では25年程度、と言われていました。
その後、新築住宅の保証についての
レベルが上がり建築技術、性能の向上と共に
「 100年住宅 」 との旗が建てられ、
住宅は100年間持つもの、
持たせるもの、となりました。
但しこれは適時適切なメンテナンスが
成されている事が前提となります。
この「 適切なメンテナンス 」 については
また別の機会にお話する事にして、
今回は現在30年、40年、50年経過した住宅に
お住まいのユーザーさんが
「 リフォームが出来るのか? 」
「 建替えが必要なのか? 」 の境界線はどこ?
というご質問にお答え出来ればと思います。

目次

  1. リフォームと建替えの境界線
  2. リフォームはお奨めできない割合
  3. お住まいの正しい診断( お住まいの健康診断 )
  4. お客様のための正しい判断( 住まいのアドバイザー )
  5. まとめ
  6. 1.リフォームと建替えの境界線

    建物診断を行った際、結果報告時に
    「 リフォームできる建物ですよ 」 となるか
    「 これは建替えをお奨めします 」となるか?
    ずばり以下の3点が大きくかかわってきます。
    ①基礎部分のコンクリートの強度が有るか。
    ( 鉄筋の有無含めて )
    ②建物が沈下して床が斜めになっていないか。
    ③建物の劣化の復旧、間取りの変更などが多く
    リフォームの方が費用が掛る。

    【 左:コンクリート強度の確認
    右:鉄筋の有無とスパンの確認 】
    ③の場合は、建築費以外に
    既存建物の解体整地や外構
    ( 特に塀や門扉の有る場合 )
    固定資産税の増など、家本体以外のコストも
    計算しなければなりません。
    とはいえ、①や②の問題が隠れている家を
    「 リフォームで大丈夫です 」 と
    進めてしまうリフォーム業者も如何なものかと思います。

    2.リフォームはお奨めできない割合

    今までは、建物診断をすると15~20件に1件位の割合で
    「 残念ですがリフォームはお奨めできません 」
    という建物に当たりましたが、
    これも年々減ってくる感じがしています。
    15~20年前は10件に1件位でしたが
    地域や新築された会社により大きく変わっています。

    3.お住まいの正しい診断( お住まいの健康診断 )

    高齢化が進む日本で大切な住まいに
    この後20年、30年と住み続ける為にも
    リフォームする時には建物の診断を行い
    現状を把握する事は必要不可欠です。
    何故なら建物の現在の詳しい状況が解らないと
    この先安心して暮らすお住まいに
    する為に必要な工事が決められません。
    これは正しい費用を算出( いわゆる見積もり )
    するにも必要で、この診断をせずして見積もりを
    作るのは矛盾していると言わざるを得ません。
    言い換えれば、病身で診察や検査をせずに
    治療や投薬をするようなもの。
    結果、着工・解体したら手直しが必要な箇所が
    後から後から出てきて、業者の言いなりに追加工事
    追加契約、という悪循環に陥るのは
    以前流行した「 リフォーム詐欺 」 の常套手段です。

    4.お客様のための正しい判断( 住まいのアドバイザー )

    消費者の側から言えば、リフォーム業者でも
    必要ならば建て替えを推奨してくれる会社
    新築メーカーでもリフォームの相談に
    適切なアドバイスをしてくれる会社
    この様な会社が100年住宅が当たり前
    かつ少子化と人口減で新築着工件数が
    減っていく今後の日本に必要な「 住まいのアドバイザー 」なのかと考えます。

    5.まとめ

    リフォームにはお客様の夢や希望と
    同じ位建物の現状、特に見えない部分の
    状態を掴む事が必要。
    中でも「 リフォームが可能か否か 」 については
    普段から建物診断を行っている
    信頼できるリフォーム業者に
    依頼するのがその第一歩。
    基礎の強度測定や
    サーモグラフィによる断熱欠損
    震強度計算が出来る
    一・二級建築士( 有資格者 ) に
    声をかけてみて下さい。

    土屋ホームトピアには23の全支店に建築士が在籍。
    全員リフォームを専門に見てきた信頼できるアドバイザーです!

    お近くのアドバイザーで無料で
    診断やアドバイスをさせていただきますので
    気軽にご相談くださいませ。
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    創業39年:全国31拠点で
    62,941軒のリフォーム実績
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