築105年の歴史的別荘リノベーションの工事の様子をご紹介～Vol.6～

『築105年　軽井沢の歴史的別荘リノベーションプレイバックVol.6』

基礎コンクリート施工の為の掘削作業が完了しました。
（建築用語では『根切り』といいます）

次の作業はいよいよコンクリートの打設？
いやまだです。
根切り後は、まず砕石（さいせき）を敷きます。

砕石を敷く理由は、掘削した地盤面を安定させる事です。
根切りをすると、土が乱され沈下しやすくなってしまい、
基礎が傾く可能性がある為、
それを防止するのが目的です。

砕石を敷いた後は、必要に応じて、
『捨てコンクリート』といって、
砕石の上にコンクリートを流し込みます。

この目的は作業性の向上です。
捨てコンクリートを打つことで作業箇所が平滑化するので、
①建物を真っすぐ建てる為の『墨出し』という作業がし易くなる。
②次の工程で行う配筋作業がし易くなる。
という効果があります。

ちなみに、捨てコンクリートは建物の強度と
直接関係はありません。（続）

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