神戸でリフォーム。 断熱、換気でウィルス、カビ、結露のリフォーム対策
こんにちは!神戸リノベーション支店の石川です。
これから寒い時期になりますと結露とカビでお悩みの方は多いと思います。
その上、今年はコロナが心配です。
今回はウィルス対策にも有効な結露対策についてご紹介いたします。
目次
1. なぜ結露は発生するの?
結露は、温度・湿度・露点・・・
という説明から始まると
難しい話になりそうなので
ここでは戸建てやマンションで
実際に発生している事例で
ご説明させていただきたいと思います。
ご相談事の多くは
「 サッシに水滴がたくさんつく・・・ 」
「 収納の中にカビが出てきた・・・ 」
「 窓周りに黒カビが・・・ 」
「 ひどい場合には、クロスやフロアーに
水滴が・・・ 」なんてこともございます。
結露の発生は、基本的には
温度差が大きく関わってきます。
この暖かいお部屋で、冷たいビールを
グラスに注ぐと、グラスに水滴がつきます。
これが、結露のわかりやすい例えかと思います。
暖かい側に、結露水はつきます。
住宅に話を戻します。
結露は大きく分けて、表面結露と
内部結露に分かれます。
どちらかが原因か、又は両方が原因かで
リフォーム方法は異なってきます。
ここで、表面結露と内部結露の
原因について、ご説明します。
A:表面結露の原因
①
断熱の問題断熱の種類も重要ですが
施工技術の問題が、一番重要になります。
良い断熱材を使えば使うほど、
指1本分の隙間があれば、結露します。
電気配線の隙間、木材の取合などの隙間
② 換気の問題
断熱性能が高まれば高まるほど、換気の問題も重要です。
③ 暖房方式
北海道で多いFFストーブや
東北・関東で多いポータブルストーブは
灯油やガスの使用量と同じくらい
水蒸気が出ると言われております。
④ 最後に、生活スタイル
こちらは、共働きで夜に炊事洗濯
また多くの観葉植物があるなど。
B:内部結露の原因
内部結露とは、壁の中や小屋裏
床下など見えない部分で発生して
木材の耐久性を低下させたり
腐食させたりしますので、こちらも重要です。
原因としては、このようなことが考えられます。
① 防湿層があるか?
壁や天井などは、室内側のボードの下に
防湿シートが施工しているかどうかが重要です。
② 見えない部分の換気
床下換気、小屋裏換気、
壁は通気層と言われる換気方法があります。
見えない部分の換気も重要です。
③ 断熱の問題
こちらは、表面結露の原因と同様の内容になります。
2. 調査方法
① 生活スタイルを、時間帯別にまとめてみる
② 温度と湿度のデーターを
1週間ぐらいとってみる。
※市販の湿度計は多少の誤差があります。
当社には、1週間置いておくだけで
正確なデーターが測定できる機械がございますので、ご相談くださいませ。
温度湿度を長時間測定してパソコンに取出します。
③ 床下や小屋裏など、目視で確認できるところの点検
④ サーモカメラを使った機械測定
3. 表面結露の対策
① 断熱の改善は一番費用がかかりますが
床壁天井の総合的な改善が必要です。
部分的な場合で、電気の配線の隙間による
結露の場合は、ウレタンを注入して約2万円前後で
改善できた場合もございます。
② 換気の改善
機械換気が主流になってきておりますが
断熱の問題がクリアーできれば
上手く自然換気と機械を組み合わせて
コスト削減をする方法もございます。
建築士にご相談いただくと、換気計算ができます。
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③ 生活スタイルは、
なかなか改善が難しい部分があるかと思いますが
炊事洗濯に、キッチンの換気扇を長くつける。
浴室に24時間換気を付ける。
植物の周りに、調湿効果のある素材
(エコカラット・珪藻土など) を施工する。除湿器をご利用になる。
④ 暖房の見直し
基本的には、セントラルヒーティングや
24時間暖房換気システムを入れていただくのが
理想なのですが、費用がかなり掛かりますので
現在ストーブをご使用の際は
上記の①~③を優先するようにしてみてください。
4. 内部結露の対策
⑤ 防湿工事
床下に土が見えている場合で、
防湿シートが施工されていない場合は
床下にビニールで構いませんので
土の上に敷くと、床下のカビや
湿気の発生を防ぐことができます。
我々のような専門家に依頼する場合も
床下20坪くらいまでなら、10万円まで
かからないくらいです。
中には、これだけで数百万円を
請求した業者もいたというお話を
お客様から聞いたこともございますので
お気を付けください。
⑥ 換気工事
床下や小屋裏の換気につきましては
こちらも2級建築士の資格が
あれば計算ができます。
換気口を増やす場合も
1か所1万円~3万円程度なので
あまりお金をかけずに改善できます。
反面、壁内の換気については
大きな改善が必要な場合があり
壁を2重張りしているなどで
壁内結露している場合もございますので、
気なることがありましたら、
お早めにご相談ください。
※壁の水切りの下に、黒シミがつく。
蟻などが室内に多く出るようなったなど。
⑦ 断熱は、床・壁・天井は
下地のボードを剥がす必要がありますので
内装をリフォームする時がおすすめです。
ポイントは、床・壁・天井、問題があれば
サッシを含めて全体で考えることも大切です。
5. まとめ
結露の原因はさまざまで
複合的な原因の場合も多くあります。
リフォーム業者でも間違った判断を
してしまうことがある
難しい問題のひとつです。
まずは、気なる部分がございましたら
2で書いた調査をおすすめします。
原因がわかれば
簡単に改善できる場合もございます。
まずは、お近くの支店にお気軽にお問い合わせくださいませ。
ウイルス対策やカビ・結露の改善につながる「断熱」と「最新の窓で換気」するリフォームの動画こちら↓
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62,941軒のリフォーム実績
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