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札幌西支店
2024-03-01

ご夫婦のセカンドライフ ~ 吹抜け編 ~

こんにちは、土屋ホームトピアの中田正信です。
47年振りの大寒波の映像に、北海道にいながら身震いしております。
北海道に住んでいる人は寒さに強いと思われているかもしれせんが、意外と寒さが苦手な方が多く、私もその中の一人です。

さて今回は、お子さんも独立されて、ご夫婦のセカンドライフをご検討する際のリフォーム相談で、実際によくご要望いただく内容をご紹介させていただきます。

目次

  1. 子育て空間からご夫婦の空間へ
  2. 減築と産業廃棄物
  3. 吹抜けがもたらす様々なメリット
  4. 見落としがちな吹抜けのデメリット
  5. まとめ

1.子育て空間からご夫婦の空間へ

ご結婚されて家庭を持ち、お子さんが産まれたり、ご両親と同居したりと、人生においてそのご家族構成は絶えず変化していきます。
そのなかで子育て中は、子供部屋の確保が最重要となります。
近年は少子化の影響もあって、一人一部屋が当たり前の時代となりました。
しかし、子育てが終わり、ご夫婦での生活が始まると、個室はそんなに必要ありません。そのかわり、快適に過ごすための広さだったり、収納スペースへのご要望が多くなっていきます。
時には2階を全く利用していない場合などもあり、「 広すぎて掃除ができない 」 とか、「 将来の足腰への不安から減築して平屋にしたい 」 というご要望も頻繁にうかがいます。

2.減築と産業廃棄物

建築行為は①新築・②増築・③改築・④移転と法律でも定められており、㎡単価・坪単価という言葉からも分かる通り、面積は増えることが前提でした。
それに対し、減築とは「 リフォームの際に床面積を減らすこと 」 で、将来のメンテナンス費の抑制や冷暖房費の節約などメリットもありますが、そもそも今までの建築にはなかった価値観です。

また、家電のリサイクルや家庭ゴミの有料化により、その処理に費用がかかる現実もかなり社会に認知されてきています。
しかしながら、外壁を張り替えたりキッチンを交換したりという、形あるもの、目に見えるものに対する費用と比較し、解体したり産業廃棄物を処理したり、形のなくなるもの、目に見えないものに対する費用は、できれば負担したくないのが一般的ではないでしょうか?
そんな時によくご提案させていただくのが『 吹抜け 』 です。

3.吹抜けがもたらすメリット

吹抜けの効果としては次のようなものが挙げられます。
①天井高さがとれて開放的な空間になる。
②高窓や天窓により明るい空間になる。
③一つの空間となることでコミュニケーションがとりやすい。
特に③はご夫婦のセカンドライフにとって必要不可欠であると思います。
普段はお互いの存在を感じる程度の距離感で、必要な時だけコミュニケーションをとる。そんなつかず離れずの関係がとても重要となります。

4.見落としがちな吹抜けのデメリット

憧れる方も多い吹抜けですが、良いことばかりではありません。
デメリットは次のようなものが挙げられます。
①冷暖房効率が悪くなる。
②照明計画によっては夜間暗く感じる。
③音が響いてプライバシーがなくなる。
特に①は、しっかりとした断熱・気密工事が重要なのは言うまでもありません。
そこを怠ったばかりに、寒くて光熱費ばかりがかかる住宅になってしまっては、せっかくのリフォームが台無しになってしまします。

5.まとめ

「 子どもの部屋をそのままの状態で残しておきたい 」 とか「 お子さん夫婦の宿泊のための部屋が必要 」 などご要望は多岐にわたります。
可能性を追求していくとキリがありませんので、次の3つのことを意識して、優先順位をつけてみましょう。
①何のため(誰のため)に必要なのか。
②それは年間どのくらいの日数必要なのか。
③今後何年くらい必要なのか。
冷静になって考えてみると、自分達にとって必要なものとは何かが、きっと見えてくると思います。
ご夫婦の素敵なセカンドライフの計画、リフォームのプロがサポートいたします。

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㈱土屋ホームトピア 札幌西支店
〒063-0834
札幌市西区発寒十四条四丁目1番3号
TEL:011-666-0033

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