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世田谷リノベーション支店
2016-09-11

HOUSE VISION 2016 ~斬新なアイデアに触れる~

いまだにオリンピックロスを引きずっています。世田谷支店 設計担当のワダです。
猛暑の8月某日、うだるような暑さの中、お台場フジテレビ近くで開催されたHOUSE VISION 2016の展覧会を見学してきました。

研究会、シンポジウム、書籍、展覧会など様々な方法で、住まいの「新しい常識」を発信するHOUSE VISION。
展覧会では、建築家やデザイナーが企業とコラボして、「家」を介し様々な提案がなされます。
今回の展覧会テーマは「CO-DIVIDUAL 分かれてつながる、離れてあつまる」です。

凝縮と開放の家 LIXIL × 坂茂

坂さんらしい、紙管でできた風の通る間仕切り壁。
数百個からなる紙管の穴からは、光・風を通しますが、角度が変わると視界を遮ることができる機能的な壁です。

突然外壁が動き出して、外部に放り出されてしまった様な感覚にさせられる、圧倒的な解放感を得られる家でした。

なんと、浴槽が収納式になっています。
使わないときは、すっきり収納 (^^♪
水まわりを部屋のどこにでも配置できる、画期的なシステムだそうです。
でも、廊下に飛び出してくる浴槽に浸かるっていうのも、、、快適性は??

浴槽の両サイドにレールがあり、ガラス壁がスライドして出てきます。水跳ね防止。

賃貸空間タワー 大東建託 × 藤本壮介

ランダムに積み上げることで、偶然生まれた小スペース群。
小スペースから見える思わぬ景色や、子供の頃に押入れの中で感じた安心感を得られる空間になっていました。

吉野杉の家 Airbnb × 長谷川豪

床壁天井のすべてから、杉の香りが広がる空間。
まるでキツツキの巣の中に居るような空間で、腰を下ろすとすっかり居心地がよくなり、長居をしてしまいました。

この他にも、十数件のコンセプトハウスを巡りました。
暑い一日でしたが、帰りに飲んだ冷たいビール効果もあり、常識で凝り固まった固い頭が、少し柔らかくなった気がします(笑)。

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