2023-12-04

【京町家に住む】暗い、狭い、風通しが悪いを改善～家族３人暮らしの部屋紹介～

こんにちは世田谷支店の會田です。
今回は京町家特有のお家で
増築で「太陽を感じる光あふれる京暮らし」へと改善した
リノベ事例についてお話させて頂きますのでご参考にして頂ければと思います！

１．リノベーションのきっかけ

今回の事例は、
・3年弱、空き家になっていた実家を相続したので改修して住みたい。
・京都特有の縦長敷地で
さらに「への字」に曲がった形の土地を活かしながらも圧迫感を感じない「今時」のデザインにしたい。
・生まれた子どものためにも子育て資金を残しつつ、予算内で耐震性も確保したい。
・狭さを感じずに子どもが安全に遊べる快適なお家にしたい。
と、思われたのがリノベーションのきっかけとなります。

２．「【京町家に住む】暗い、狭い、風通しが悪いを改善」のBeforeAfterの間取り

まず、Beforeの間取りは、こちらとなります！
家族構成は３人家族
築２０年

そして、 Afterの間取りは、こちらとなります！

３．「【京町家に住む】暗い、狭い、風通しが悪いを改善」のリノベポイント

リノベポイント①は、「鏡の魔法」です！

増築と耐震性を確保した1階の、耐震壁の面積が多い西面に飛散防止フィルムを併用した鏡を設置しています。

「人は自分が写って初めて鏡と認識するため」
人が写らない位置への鏡の設置と
映る物と角度の計算により空間が連続している様に演出をすることで、暗い、狭い、を改善して、広がりと明るさを感じられるLDKへとリノベしている点となります。

リノベポイント②は、「中庭をデッキにしたこと」です！

中庭をデッキにすることで、LDKと中庭が繋がっている様に見えるため。
広さと太陽を感じる、光あふれる京暮らしが実現できます。　
さらに、中庭は、完全なクローズド空間の為
子供が色々と気にせずに太陽の光の下で安全に遊ぶこともできるのでオススメのリノベです！

リノベポイント③は、ルーバー建具です！

ルーバー建具を使うことで家事をしている時でも隣室の子供の様子がうかがえ、風と光も通り抜ける家となりました。

４．お客様の感想

・広がりだけでなく光の反射で明るく、風と光の流れを感じるお家になり不思議な余裕も生まれています。
・以前は中庭は光が入ってくるだけでしたが、デッキ化することでLDKとのつながりができて、子どもの良い遊び場になっています。
・外出を制限されても太陽の元で安全に遊べるのは嬉しい。
・鏡に映りこむ景色が自然で、狭い階段に不思議な広がりを感じます。
・昼は電気いらずで、暖かく、明るい光が注がれるリビングは快適です！
と、嬉しいご感想を頂きました！