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横浜営業所
2017-01-27

『住みながらの増改築工事』 横浜支店 ・ 現場リポート

こんにちは。
横浜支店・安達です。
今回から、約2か月間にわたって、リフォームの現場をご紹介いたします。
「 実際のリフォーム工事ってこんな感じなんだ! 」 というのが、お伝えできればと思います。
住みながらのリフォームなので、工期は最短で組んでいます。
しかし、リフォーム工事は新築と違って、解体して初めて発覚することや、既存との取り合いで予定通りに納まらなかったりすることがあり、お施主様にご説明して変更する場合があります。
そのようなことも含めて、ありのままの現場をお伝えしていきます。
【建物概要】築15年 木造2階建て
【主な工事内容】1階増築改築、2階収納増築、キッチン交換、トイレ交換
お母さまとの同居を機に、今空いている1部屋をただ使ってもらうというのではなく、毎日を快適に、楽しく過ごしてもらいたいということで、リフォームがスタートしました。

1月16日 快晴! 

着工の日です。

工事中でも、お施主様が自由に外出できるように、現場の目立たないところにキーボックスを設置します。
前日にキーボックスを設置しておき、外出する時に鍵を入れておいていただきました。
着工1週間前には、『5者立ち合い』 と 『近隣の方々へのご挨拶』 を行いました。
『5者』 とは、お施主様・営業・設計・工事・業者さんの5者です。
お施主様に業者さんをご紹介するとともに、工事前に現場状況を確認してもらう機会を設けています。
今回は、私が営業と設計を担当させていただいていますので、私と現場監督の當田(とうだ)、そして大工さん、基礎工事、設備工事、電気工事の方々に集まっていただきました。
お施主様も、事前にどのような人達が工事するのかがわかっていれば、安心ですよね。
そして、現場が始まると、音や車の出入りなどでご近所にもご迷惑をかけてしまいますので、お施主様と一緒に、ご近所の方へご挨拶に廻りました。
みなさん 「お互い様ですから~」 と快諾していただきました。
ありがたいです。
細心の注意をはらって工事を進めますので、よろしくお願い致します。

現場に着くと、増築部分の基礎工事が始まっていました。
写真は、基礎工事をしてくださる職人さんです。
寒波が関東にも来るという予報だったので心配していたのですが、今朝は思ったより寒くもなく、快晴で良かったです。
基礎工事は、天気に左右されますので、「この天気でもってくれればいいですね」 と職人さんもおっしゃっていました。

そして家の中に入ると・・・
あれっ、誰もいない・・・。
私が現場に到着したのが10時過ぎだったので、みなさん休憩中のようです。
大工さんは、通常10時と15時に休憩を取ります。
既に、解体工事も進んでいて、材料も搬入されていました。
解体は、解体業者さんにお願いする場合もありますが、今回は、既存を利用するところが多いので、大工さんに残すところが壊れないよう、丁寧に解体してもらっています。

一部だけ天井が開口されています。
これは、既存の梁のサイズや、構造材の組まれている方向などを確認するためです。
キッチン廻りは、一部の柱を残して壁は撤去しますので、この状態を見て、最終的に補強方法を決定します。
リフォームの場合は、このようにどうしても外せない柱がありますので、それを踏まえて間取りのプランをします。

既存のキッチンが撤去され、設備配管の移設に必要な分だけ、床が解体されています。
床の断熱材が、乾燥した良い状態で入っているのが、確認できます。

そして、このドアは再利用しますので、キズがつかないよう養生されています。

お母さまのお部屋となる部屋も同じように、構造を確認するために天井が一部開口されています。
壁に入っている断熱材が見えています。

一人であちらこちら見ていると、みなさんが休憩から戻ってきました!
作業再開前にみなさんに揃っていただき、ブログ用写真を撮影。
両サイドが大工さん、真ん中のお二人が設備業者さんです。

現場監督の當田も戻ってきました。
當田は私と同じ横浜支店で、席も隣です。
お気づきのことや何かあった時は、私か當田に言ってもらえれば、すぐに対応します。
今回は、工期を最短で終わらせるため、お施主様にもご協力いただきました。
まず、工事する部屋の荷物はトランクルームに全て移動していただきましたので、基礎工事と内部工事を同時に進めることができました。
基礎が完成したら増築部分にとりかかり、悪天候などで外部の工事ができないときは、また内部工事を・・・ というように、効率よく大工さんがフルで作業することができます。
荷物が残っていると、このようには動けないので、とても助かります。
それから、着工前に全ての仕様と色を決めていただきました。
納期のかかるサッシ、キッチンなどは既に発注済みです。
大工さんの手が止まらないよう、そして置き場所も考えたベストなタイミングで、現場に納品されるよう當田が段取りをしております。
工期を短くすることのメリットは、お施主様にストレスがかからないことの他にも、コストダウンにつながるので、その分お施主様のリフォーム費用の削減に反映されます。

作業再開!
私も、大工さん・當田と補強の確認をした後、会社に戻りました。
明後日は、お施主様と『定期打ち合わせ』を行います。

1月18日 今日も快晴! 

今日は、お施主様と 「定期打ち合わせ」 です。
住みながらのリフォームでお施主様が常にご在宅の場合は、その都度ご説明しながら進めます。
通常、週1回の 「定期打ち合わせ」 の場を設けて、1週間のご報告とこの先1週間の作業内容をお伝えします。
今回は、お施主様の休日に合わせて週1回 「定期打ち合わせ」 をしていきます。

現場に到着すると、増築部分が3か所あるのですが、3か所全てに下地のコンクリートが流し込まれていました。

既に新しいキッチンの位置に配管がされています。
今日は、フローリング材が納品されていました。

お母さまの部屋に設置するミニキッチン用の配管も準備済みです。

『定期打ち合わせ』 では、解体して現在の建物の状態と、間取り変更に合わせてどのように補強していくかをご説明し、電気配線プランの再確認を行いました。
キッチン天井の構造材が確認できたので、ご希望どおり照明用のダクトを埋め込みで取り付けることにしました。

1月19日 晴れ 


今日はいつもよりも早起きして、朝一で現場に行ってきました。
先日、解体している時に 〝補強が効く柱″ と 〝補強が効かない柱″ が確認できたので、会社に戻って再度耐震計算を行って、補強をお願いしていたところが施工されていました。

お母さまの部屋の壁を撤去した部分は、天井に梁を入れて補強済みです。

既存利用のドアサイズを短くしています。
既存の床がクッションフロアだった下地を利用して12㎜のフローリングを張りますので、床の高さが変わるためにカットします。
また、ドアを閉めていても空気が流れて換気がとれるように、フローリングとドアの間に隙間が空くサイズにしてもらいました。
カットしたところが、ボロボロにならないように、テープで養生をして、スケール付のこぎりで正確にカットしています。
切り口もキレイにカットできました。(右写真)

床を壊したところには、新たに断熱材(グラスウール150㎜) を入れています。
隙間が空かないように、ビッチリ詰めていきます。

基礎の鉄筋が用意されています。(左写真)
基礎の位置だしラインが引かれています。(右写真)
天気を確認して、2日後に生コンクリートを流し込む予定です。
今後も、工事の工程をご紹介してまいりますので、どうぞお楽しみに!!

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