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福島支店
2018-01-26

福島の郷土自慢

例年にない大雪に、改めて自然の脅威を感じている福島支店CS(顧客満足係)の滝川です。 
点検・メンテナンスで色々なお宅を拝見していますが、今回は、別格なお住まいをご紹介します。
福島県と宮城県の境に位置する国見町にある、名称「 奥山家洋館住宅 」 です。
豪商と政治家を務めたお屋敷で八角の塔屋、タイル貼りの外壁、高い積み石に土台を乗せた近代建築です。
平成10年4月に国登録有形文化財に登録されました。

南東からの外観図( 左が洋館、右が純和風の母屋 )

この方が施主で現在、奥山家は娘さんご夫婦が維持管理をされています。築97年ともなる建物ですから維持するのもさぞかし大変だろうとお察しします。

洋館を南西から撮った写真、右側の石階段が洋館玄関です。
       

洋館内部、旧事務室内部    
  

 
主屋、東南から玄関を見る  

                   
          
主屋、玄関の折り上げ格天井                                                              
奥山家の洋館には、私は地元工務店の大工としてメンテナンスの仕事をさせて頂いた事があります。
旧事務室内部の木製の上げ下げ窓の開閉難、床のコルク板も劣化が激しいものでしたが、東日本大震災にも悠然と佇み町のシンボルとなっています。
国見町は日本三防塁の厚樫山防塁とB級グルメのサバの味噌煮で地元の皆さんには知られています。
昨年5月に出来ました道の駅「 あつかしの郷 」 には宿泊施設もありますので、皆さんお立ち寄り下さい。
今回は国見町の自慢の建物を紹介させていただきました。

    厚樫山防塁         サバの味噌煮       道の駅国見   
                            
            

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