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福島支店
2018-03-11

福島県(東北地方)における白蟻対策

いつ花粉症が発症するかと心配している福島支店の清水則夫です。
今年も花粉症のシーズンがやってきました。
私はまだ花粉症にはなっていませんが、これからも発症しないことを願っています。
そして、春の気配と共に気になってくるのが白蟻などの害虫被害です。

ということで今回は福島県(東北地方)における白蟻対策についてご紹介させていただきます。

目次

  1. 白蟻の種類と生態
  2. 白蟻?を疑う自己診断
  3. 白蟻被害の事例
  4. 白蟻駆除と予防
  5. まとめ

1.白蟻の種類と生態

・住宅に大きな被害を及ぼす白蟻はイエシロアリとヤマトシロアリの2種類があり、イエシロアリは西日本、ヤマトシロアリは東日本に生息しています。
この2種類の大きな違いは、白蟻被害の発生箇所です。
イエシロアリは床下から屋根までどこからでも侵入してくるのに対して、ヤマトシロアリは地盤面からのみ侵入します。
福島県にいる白蟻は、ヤマトシロアリですので、床下の状況で被害の有無の判断ができます。

2.白蟻?を疑う自己診断

・床下を自分で点検する人は少ないと思いますので、次のような現象が起こったら白蟻を疑ってみましょう。
⑴人があがると床が沈む感じがする。(板貼りの場合は床板の劣化による場合も多い)
⑵春~初夏の湿度が高い時に、たくさんの黒い羽アリを見た。
⑶浴室入口周りや玄関、勝手口の木部がブヨブヨし、穴があいた。

3.白蟻被害の事例

・浴室がユニットバスでなく、在来風呂(タイル貼り)の場合は要注意。
洗い場の水漏れなどにより白蟻の絶好の住処になっている。
・床下の地盤面が常に湿気っている家は要注意。

4.白蟻駆除と予防

・異常に気がついたら、早めに専門業者に調査を依頼して白蟻がいれば駆除してもらい、いなければ予防用の消毒をしたほうが良いかなど相談するのが良いでしょう。

5.まとめ

・日頃の白蟻対策としては、白蟻のターゲットとならないように建物の周辺には木材類を置かないこと。
特に床下換気口を塞ぐように、物を置くのはやめましょう。
また、費用がかかることではありますが、在来風呂はユニットバスにする、床下の防湿処理をする、定期的に点検と防蟻処理(薬剤散布・加圧注入)をするなど色々な方法がありますので、まずは信頼できる業者さんに相談することをお勧めします。
大事な我が家を守るために、これからも情報発信してまいりますので宜しくお願いします。

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