toggle
札幌本店
2017-12-28

超スピード施工! マンション内部改修工事を10日間で完成

こんにちは! 技術部の小林です( 1級建築士 )。
超スピード施工! マンション水廻り、内部改修工事の10日間で完成した現場をご紹介いたします。

目次

  1. マンション工事の工程
  2. 現場管理のポイント( 工事担当者の独り言 )
  3. 技術担当者の考えること( 段取りのポイント )
  4. まとめ

1:マンション工事の工程

改修日程はこんな感じです。

1日目~ 共用部分養生、内部解体
2日目~ 水廻り内部解体、UB組立( 設備、電気工事含む )
3日目~ 下地組立( 軽量鉄骨、木下地 )
4日目~ 設備、電気配管工事
5日目~ 直貼りフロアー貼
6日目~ UB組立、設備仕上げ
7日目~ キッチン組立、備品取付( 木工事7日間 )
8日目~ 塗装、タイル工事
9日目~ クロス工事
10日目~ 残ダメ確認、美装工事、完了検査、お引渡し
無事お引渡しできました。m(_ _)m

2:現場管理のポイント( 工事担当者の独り言 )

「 工事担当者の独り言・・・ 」

着工1日目ポイント
①マンション管理人さん立合いの共用廊下,EV内部の養生施行
②資材搬入経路の確保及び産業廃棄物の一次保管場所の確保
③マンション内工事可能日の把握とライフラインの段取り
④共用部分の傷のチェック写真撮り

着工2日目ポイント
浴室解体時に架橋ポリ配管の養生及び排水トラップの目詰り防止措置を行う。

着工3日目ポイント
スタッド下地の場合中間フレ止めが欠損するため、構造用合板で耐力を保持する。
間仕切り下地に付属する電線、配管の切り回し、固定状況の確認。

着工5日目ポイント
直張りフロアーはコンクリート下地の凹凸が影響するのでバリ、不陸調整を事前に行う。
専用ボンドは気温に左右されるので専用のものを用い、有機溶剤との併用を避け、換気に注意して施工する。

着工7日目ポイント
ガス種の確認配管隠蔽個所の打合せ。
キッチン箱物、人大カウンターの搬入経路確保。
特に直張りフロアー個所は給排水の切り回しに注意すること。

着工8日目ポイント
大工工事終了後、窓台、カウンター等の下塗り施工。
建具枠、備品の取り合い部の下地処理。
クロス仕上げ後に仕上げ塗装を施す。( ダメ処理チェック )

着工9日目ポイント
エコカラットの施工に際し、既存壁のクロスを剥がし接着面を確保、専用ボンドにて施工。
下地壁がGL工法、スタッドなど確認し壁面強度、足長22ミリ以上のステンレスステープルで止める。

着工10日目ポイント
残ダメ確認、完了検査
マンション管理人立会いのもと共用部分の汚れ、傷のチェックを行う

3:技術担当者の考えること( 段取りのポイント )

①マンション改修工事の施工指定曜日聞取り( 日曜、祝祭日は施工できない場合あり )
②施工上の注意事項の把握( 構造躯体を損壊させない等 )~ 管理組合より
③駐車場の確保
④資材搬入路の確保( メイン玄関不可の場合あり、オートロック機構 )
⑤ライフラインの確認( 指定工事業店も注意 )

工程計画は設備を含むUB組立てやキッチン組立てを事前に納期を把握し、スポット工程を組上げる。
また、朝・夕の時間帯指定も考えられ、資材納入はジャストインタイムが要求される。

4:まとめ

今回は工事担当目線でのお話でしたが、当社の目的である「 リフォームで人を幸せにする 」 ために工期の短縮もお客様負担の軽減対策の1つと考えております。
私は技術担当ですが工事のことで、何かわからないことがございましたら、気軽にお問合せ下さい。

以上、工事担当者目線の現場管理でした。

この記事が気に入ったら「いいね!」しよう
最新リフォーム情報をお届けします♪