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小樽支店
2017-02-25

スガ漏れのおはなし

こんにちは。先日キタキツネに遭遇して、ほっこりしている田代です。 
見かけたのは郊外の方ですが、国道で交通量の多い場所なのでちょっとびっくり!!
すぐにカメラを構えたところ、ちゃんとカメラ目線で応えてくれました(´∀ ` )

車に気を付けてかえってくださいね~。
さて、積雪地域でよくある事例で、屋根廻りの 「 スガ漏れ 」 というのがあります。
雨漏りとは違うの? と思う方もいらっしゃると思います。
「 雨漏り 」 は、穴や隙間などが原因で水が浸入する場合によく使いますが、 「 スガ漏れ 」 は、冬期に氷などで水がせき止められ屋根に貯まり、その水が水圧や毛細管現象で、板金などの継ぎ目からしみ込んで、内部に侵入する現象です。
「 スガ漏れ 」 は、屋根に雪や氷が残っている春先に多く発生しますが、真冬でも気温が高くなった場合、小屋裏の暖気が上がった時も起こりやすく、小樽など雪の多い地域では、水道凍結に次いで多くみられる、冬のお困りごとです。
部屋の中に水が出てきた場合はすぐわかりますが、天井裏だけで入っている場合は、長年気づかない場合もあります。


「 スガ漏れ 」 対策として
① ダクトの場合はダクトヒーターを入れて水が流れるようにする。
② 小屋裏に暖気が上がらない対策をする。 ( ブローイング他 )
③ 流れ屋根の場合軒先が凍らないようヒーターなどをいれる。
( 状況によって他にも対策をしていく場合もあります )
「 スガ漏れ 」 は、目にみえる部分からの漏水ではないため、どのように侵入したのかの判断が難しく、また目にみえない部分でも、じわじわと染みている場合もありますので、気づけば住宅に傷みがでている場合もあります。
そうならないよう築年数に合わせて、ご住宅の点検をしてくことにより、将来的に長く安心して、暮らしていけるのではないでしょうか。
北海道は、もう少し寒い時期が続きますが、キタキツネと一緒に、暖かな春を待っていたいと思いますので、みなさまもお風邪などひかないよう、お気を付けてお過ごしください!

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