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菊地英也社長ブログ
2021-11-09

「 功あるものには禄を、徳あるものには地位を 」の考え方

今月から当社は新年度となり、新たな組織になった。

いつも、人事配置は大変であり、適材適所が基本としても、大変悩ましいものだ

特に幹部の任用で

基本としている指針が

「 功あるものには禄を、徳あるものには地位を 」

成績が良い、業績や数字を挙げているという人には「 禄 」を、つまり

どれだけ会社に功績があったとしても地位を与えるのではなく、まずは、報奨金や給料やボーナスで報いる

逆に、極端な功績が無くても、それに値する人格を持つ人に地位を与えること

「 命もいらぬ、名もいらぬ、官位もいらぬ、金もいらぬ人は始末に負えない 」という西郷隆盛のような大人物はいないが

やはりリーダーとなる人は

公正に正道を踏み、えこひいきのない人を選ばなければならない

西郷隆盛や稲盛和夫氏が説いたのは

「 敬天愛人 」

「 天を敬い、自分を愛する心をもって人を愛する 」こと

「 修養はいつも己に克つこと、結局人に勝つのではない、全ては己に克つということ 」

「 人間は己に克つことによって成功し、己を愛することによって失敗する 」

要は人間、成功したと考えるとその後、驕り、高ぶり、過信になり失敗していく

よって常に己に克つとは己を慎み戒めること、

謙虚にして驕らず更に努力をすることなのだ

自分が自分が、我がまま、自分優先と、自分だけを愛してならない

ということ

よって、多くの業績を挙げた人でも、心が高まっていないと

「 自分の利益のみ争い求め、正しい道を忘れると社員もこれに習い、財欲に走るようになる 」

よって自らもそのような人間になろうと努力が必要だし

決して、自分を優先する人間を上に付けてはいけないということ

人は変わるし

判断するのは難しいことだが、

今回の人事も

「 心を公平に、正道を歩み、広く賢く、少しでも私心を挟めない人に 」

地位を与えたつもりだ

(自戒も込めて)

是非、頑張って欲しい

RE-SOLUTIONで人を幸せにする
土屋ホームトピア
https://www.hometopia.jp

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