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仙台支店
2016-12-02

古民家の探索1

こんにちは。仙台支店の設計担当の米島です。

今年度から、古民家再生事業にむけた計画がスタートしており、休みを利用して、以前より見たかった古民家の集落を見学してきました。

車で仙台宮城野ICより東北道を南下し3時間、会津若松ICでおりてさらに40分ほど進み、福島県会津郡南会津町前沢というところです。

会津若松といえば、大内宿の集落が観光地として有名ですが、こちらの集落は作家の立松和平さんが「日本人の風景の原点」 と表現した、自然とともに生きる昔ながらの暮らしも残っている、小さな集落です。

今もなお人が住んでいて生活しており、茅葺屋根の集落に入ると、時間が止まったような感覚を覚えました。

明治時代に一度焼けて、その後同一大工集団により一時期に建設されたそうで、とても整った街並みを作っているのが特徴です。

全体の集落は、茅葺屋根と曲り家(L型で住居スペースと馬屋からなる) がほとんどで、とてもきれいに残っています。

それにしても見事な茅葺屋根です。
家自体も大きいです。

よく壁を見ると、壁に鍬の形をした長い棒状のものが掛けてあります。
柱の間隔から推定すると、5mは超える長い道具です。
屋根の茅葺のお手入れの道具でしょうか?
茅葺以上に、こちらの道具も珍しいです。

新そばの時期ということもあり、そばを食べるのを楽しみにしておりましたが、14時半に到着した時点で「本日終了しました」の張り紙があり、食べれませんでした。
残念です。「14時半で閉店のお店って…。」
時間の経過を忘れた一日になりました。

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