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世田谷リノベーション支店
2018-06-28

収納が足りない? なぜ部屋が散らかるのか?

昨年までは札幌でしたので、10年ぶりぐらいに東京で梅雨を経験しているWEBマーケティング課の織江 強志(おりえ つよし)です。
10年前と比べ気温と湿度の変化への対応力が落ちています(汗)

今回も当社の京都支店専用のホームページでご紹介した事例となります。
リフォームのご相談の中でよくお話が出るのは収納を増やしたいというご相談です。
なぜ部屋が散らかるのか? 収納が足りないのかの原因から、お部屋ごとの収納のリフォームのポイントに事例も交えてご紹介させていただきます。

目次

  1. 部屋が散らかる原因をお住まいの状況から考える
  2. リビングの収納ポイント
  3. キッチンの収納ポイント
  4. 脱衣室の収納ポイント
  5. 玄関ホールの収納ポイント
  6. 物が片付かない原因と対策のまとめ

1.部屋が散らかる原因は?

私が結婚した25年前と現在の生活スタイルと建物の状況から「 部屋が散らかる 」 原因を考えてみたいと思います。

原因①:25年前と現在の生活スタイルの変化
今から25年前と現在とでは生活スタイルや身の回りの物が違っているのが原因となります。
例えば、
・現在は核家族の世帯が増え、共働きでお子さんも1人~2人に。
・固定電話から携帯などのスマホが主流に。
・お布団からベッドに。
・どこの家にもパソコンがあったり。
・TVは薄型になり。
・音楽はスマホやipodやウォークマンで聞くようになり。
・箪笥(たんす)を買わずクローゼットに収納するようになる。
・空気清浄器や加湿器・美容家電が増えたり。
ということで25年前の間取りですと、生活スタイルや使う物が変化しているため物が片付かないということになります。

原因②:必要なところに必要な収納がないため
25年前は、間取りを考えるときに、収納は最低限で後は、暮らす方が家具や箪笥(たんす)などで補うように設計されている建物が多いため物を使う場所に収納がないことが多くなっています。
ちなみに妻も嫁に来る時に3m近くあるタンスのセットなどを持ってきました。
25年前の建物の状況からは、
・玄関の近くにコートやゴルフバックなどを入れるクロークが無い
・トイレに洗剤や掃除道具を入れるスペースが無い
・キッチンに食品をストックできるスペースが無い
・洋服や旅行かばん等を収納するスペースが無い
・リビングにDVDや本などを収納するスペースが無い
・パソコンやネット機器やプリンターなどのスペースが無いなど。

実際の事例で、まずは25年前の間取り和室が多く、収納が少ないのがご確認いただけるかと思います。

この間取りですと物が片付かないことが想像できそうですね。
実際の様子は、

和室が物置と洗濯物干しスペースになっていますね。

2.リビングの収納ポイント

それでは実際のリフォーム後の間取りから

まずはリビングからになります。

TV周りがスッキリしてたくさん収納できそうですね。

ダイニングテーブルとキッチンの間にも収納ができ、こちらでもたくさん収納できそうです。
さらにダイニングテーブルの後ろにはドア3枚の収納スペースが。

収納スペースの横にパソコンスペースがあり、書類や本の収納や家電など収納もできます。

3.キッチンの収納ポイント

キッチンと同じ面材で、家電収納付きのカップボードの設置。
キッチンも足元のスライド収納付きですので、今までの約1.7倍の収納量となりました!
さらに図面でご確認いただくとわかりますが、カップボードの後ろが食品庫で脱衣室の収納も兼ねた、大きな収納スペースとなりました。

さらに壁をくり抜いてニッチ(壁厚収納)にマグネット版を貼り、お子さんのプリントや行事予定や絵などを飾るスペースに、下の方はマガジンラックとして細いステンレスパイプをつけました。
このようにすると料理の本を開いたままにすることができ、レシピを見ながらお料理することもできます!

4.脱衣室の収納ポイント

脱衣室も洗剤やタオル、着替えなどの衣類の収納があると、とても便利ですよね。

5.玄関ホールの収納ポイント

玄関ホールにもコートをかけたり、ゴルフバックやテニスラケット、大工道具などを入れるスペースができました。

6.物が片付かない原因と対策のまとめ

今回の事例のように、物が片付かない原因は、建物の間取りや生活スタイル変化による場合もございます。
親が使っていたお住まいの場合や中古で購入した場合など、さらに子育て中心だったお住まいからご夫婦2人だけの生活に変化した場合、親と同居するようなったなど。
改善策は、いろいろとありますがポイントは使う場所に「 便利に感じる収納 」 を設置する、「 デザインも意識する 」 と人は常にきれいにしておこうという意識も働きますので、よりきれいに収納できるようになります。
家に帰って、お住まいがきれいになっていると心も体もリラックスできて、疲れが取れ、活力を生み出すようになります。
今回の事例写真は、仙台支店の事例でご紹介させていただきました。
当社は、北は札幌や旭川から南は福岡まで拠点がございますので、気軽に「お問い合わせ」いただければと思います。

お近くの支店は、こちら↓
https://www.hometopia.jp/branch/


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