お手入れ通信 ~内装建具調整編~
こんにちは。前回、スライド丁番の調整方法をご紹介した、本日も引き続きです。
今回は「既製品内装建具の調整」です!
内装ドアは、取り付け当初は問題なくとも、月日とともに閉まりが悪くなってしまうことがあります。
そんな時は、ドライバーを使って直してみましょう!
既製品建具のラッチ調整例
枠と建具の隙間が大きくなってしまい、ラッチの掛かりが悪くなってしまった場合の簡単な対処法をご紹介します。
ちなみにラッチとは、日本語でかんぬきや、掛け金という意味で様々な種類があります。
既製品建具の丁番調整例
次に、ラッチ調整をしても掛かりが悪い場合や、隙間の違いを均等にしたい場合の対処法をご紹介します。
◆左右調整の仕方
※片側のみの調整だと、建具と枠の隙間が均等にならないので注意してください。
ちょっと分かりにくいかもしれませんが、下の写真のように片側のみ丁番を調整すると、隙間の違いが発生する可能性が高くなります。
◆建具調整時の建具の動き(枠に対しての動き)
吊元とは開き戸の丁番側(回転軸側)のことを言い、これとは反対側の引手の付く側(ラッチ側)のことを戸先(手先)と言います。
◆前後調整の仕方
今回は、既製品建具の調整方法の一例を取り上げました。
各メーカー様々なタイプの丁番が取り付けられていますが、基本的な仕組みは同じなので建具の動きを理解していただければ、応用可能かと思います。
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