2017-03-25
古民家の探索・さざえ堂
こんにちは、仙台支店の設計担当の米島です。
先日、福島県の会津若松市に行って、以前より見たかった建物を見てきたので、その報告です。
春めいた仙台から、車で2時間ほど南へ移動したはずなのに、会津若松は雪が積もっておりました。
東北の中でも、地域で気候が随分ことなるのですね。
見たかった建物は「 さざえ堂 」。
1796年の建立とあるので、200年以上前に建てられた建物です。
国の重要文化財に指定されており、白虎隊のお墓で有名な、飯森山の中腹にあります。
実はこの建物は、CASA BRUTUSの「 死ぬまでに見ておくべき100の建築 」にも載っている、有名な建物です。
有名な建築家が、そろって絶賛しております。
外観はこんな感じです。
形が、らせん状になっていて、貝のさざえのような形状です。
屋根を支える垂木の下の肘木が、3重に重なりながら向きを変えているのがわかります。
木材の状況から、古いのがわかります。
入口では、龍の彫り物が出迎えてくれます。
中はスロープ状の傾斜となっていて、上まで登れます。
お札がたくさん貼ってありました。
頂上からは別のらせん階段で降りてくるのですが、2重のらせん階段になっており、上りと下りが違う階段で、すれ違うことがない造りになっております。
会津に行く機会があれば、この建物が私のお薦めです。
入場料は、大人で400円かかりますが、ぜひ見てほしいです。
「 さざえ堂 」
住所:福島県会津若松市一箕町八幡弁天下1404
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